試乗 テスラ・モデル3 生産/価格は課題 自動運転や乗った印象は?

公開 : 2018.05.21 10:10  更新 : 2018.09.18 18:19

番外編1 自動運転も準備完了

オートパイロットは現在、ソフトウェアと規制が許す範囲でしか機能しない。つまりレーンキープ・アシスト付きアダプティブ・クルーズコントロールとしてしか作動しないのだ。

操作は非常に簡単だ。空いている道路で、既にDが選択されているギアで、再度Dをタップすれば、レーダーによるクルーズコントロール機能がオンになる。ステアリングの右側のツマミで、前走車との車間距離も調整可能だ。Dを2回タップすることで、ステアリング・アシストもオンになる。他車の位置はモニター上でグラフィック表示されるが、これは今まで試した中で、もっとも安全性の高いシステムだった。


テスラによれば、完全自動運転が許可された時に備えて、5000ドル(55万円)のオプションとなるエンハンスト・オートパイロットがすでに準備されている。8台のカメラと12台の超音波モニター、前方レーダーに新たなソフトウェアを組み合わせることで、自動運転が可能になるのだ。テスラでは、これが高速道路での走行や駐車で、エンハンスト・オートパイロットに必要なすべてであり、3000ドル(33万円)の追加コストで完全自動運転も可能だとしている。

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