試乗 ランドローバー・ディスカバリー2.0 SE 新設定のガソリン、評価は

公開 : 2018.08.23 11:10

新たに4気筒ガソリンエンジンが搭載されたランドローバーの7人乗りSUVが登場しました。ディーゼル人気の低迷を受けて投入されたこのエンジンは上品で洗練されているものの、燃費や走破性を重視するならディーゼルがおすすめです。

もくじ

どんなクルマ?
直4ガソリンとの相性は

どんな感じ?
上品かつ洗練 燃費はイマイチ

「買い」か?
燃費や走破性を最重視しないなら

スペック
ランドローバー・ディスカバリーSi4 SEのスペック

どんなクルマ?

直4ガソリンとの相性は

ランドローバー・ディスカバリーSi4は4気筒ガソリンエンジンを搭載した7人乗りラグジュアリーSUVだ。ディーゼル人気が低迷するこのタイミングを利用すべく、このエンジンが採用された。

英国ソリフルで作られるディスカバリーは実用的で高級なクルマだが、はたして300ps、40.7kg-mの直列4気筒ターボエンジンはこのクルマにマッチしているだろうか?

このエンジンはジャガーランドローバーのインジニウムAJ200ファミリーのひとつであり、ウォルバーハンプトンのエンジン工場で製造されている。ディスカバリー以外にも、これまでにランドローバー・ディスカバリー・スポーツやレンジローバー・ヴェラール、イヴォーグにも搭載されている。

ディスカバリーSi4では、ZF製8速オートマティックトランスミッションと第5世代ディスカバリーシリーズで共有される4WDシステムが組み合わされる。

今回の試乗車はSEグレードで、エントリーグレードのSよりひとつ上でしかないが、5万ポンド(746万円)のSUVに望む装備は十分揃っている。主要な装備は10.0インチタッチスクリーン・インフォテインメント・システム、エアサスペンション、ヒーター付きレザーシート、LEDヘッドライト、250Wの10スピーカー・サウンドシステムなどだ。

試乗車についていたオプションはプライバシーガラス、リアビューカメラ、360度パーキングアシストのみだ。特に後のふたつはとても狭い立体駐車場に入れる時などに重宝する。

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