4~9月 軽の新車販売、トップブランドは? 「2018年9月に売れた日本車」 

2018.10.05

国産メーカーの新車販売について、恒例のクイズです! 上半期の「軽」の新車販売。トップはどのブランド? 2018年上半期と9月の販売台数ランキングをレポートします。

Q:上半期(4月~9月)の軽自動車販売、トップに立ったブランドは?

text:Naojiro Onuki(大貫直次郎)

A:前年同期比6.8%増の28万4174台(速報値)を達成したスズキ。

ダイハツを凌駕して3年ぶりの首位に。新型に移行したスペーシアやジムニーなどが上半期の販売を牽引した。

9月の新車販売 3カ月ぶりマイナス

日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会がまとめた2018年9月の全体での国内新車販売台数は、前年同月比2.0%減の48万5367台と3カ月ぶりに前年実績を下回った。

カテゴリー別では、登録車が同3.1%減の30万8324台と2カ月連続でのマイナス。一方で軽自動車は、ほぼ横ばい(39台増)の17万7043台と3カ月連続でプラスを維持した。

この結果、2018年度上半期(2018年4月~9月)の成績は、

・登録車:前年同期比1.9%減の157万7732台(4年ぶりのマイナス)
・軽自動車:同3.5%増の90万5136台(2年連続のプラス)

を記録。トータルで微増(80台増)の248万2868台と2年連続で前年同期を上回った。

市場の動きに関して業界団体の関係者は、「9月の新車販売は、軽自動車が好調を維持した一方で登録車が落ち込み、また登録稼働日が前年同月より2日少ないこともあって、3カ月ぶりにマイナスとなった。登録車については、新型車を中心に普通乗用車が伸びたものの、小型乗用車の落ち込みが響いて前年割れを記録。一方で軽自動車は乗用車と商用車ともに好セールスを維持し、前年超えを達成した」と説明。

「登録車のブランド別では、eパワー・モデルの販売が堅調な日産自動車が前年同月比3.2%増(4万1837台)、新車攻勢をかけるスズキが同15.8%増(1万1548台)、三菱自動車が同28.2%増(5065台)、ダイハツが同2.8%増(3322台)の好成績を記録。一方、北海道胆振東部地震の影響で生産ペースを落としたトヨタ自動車は同6.9%減(12万2471台)、燃費および排出ガスのデータ書き換えなどが影響してブランドイメージの悪化が長引くスバルは同7.0%減(1万2334台)と落ち込んだ」

「軽自動車のブランド別では、新型ジムニーを投入したスズキが速報値で前年同月比5.7%増(5万3657台)を記録し、2カ月連続でのトップにつく。ダイハツは第2位に甘んじたものの、成績面では同0.1%増(5万752台)とプラスを達成。OEM供給を受けるトヨタ自動車は同19.2%増(3289台)と大きく数字を伸ばした」

「2018年度上半期で見ると、自然災害や一部ブランドの検査不正の影響もあって、とくに登録車が苦戦を強いられた。一方で軽自動車は、新型車効果などで2年連続でのプラスを達成。ブランド別では、新型スペーシアや新型ジムニーの販売が好調なスズキが速報値で前年同期比6.8%増の28万4174台を記録し、ブランド別で3年ぶりの首位につく。N-BOXの好セールスが続くホンダは、同14.3%の大幅増(17万3943台)を成し遂げた」と解説する。

今後の展開については、「月販目標台数を大きく上回る受注を記録した新型車が数多くリリースされており、また自然災害からの復旧も進んでいるため、全体としてはプラスに転じる可能性は高い。気がかりなのは、登録車の小型乗用車の販売が低調なこと。ボリュームゾーンだけに、回復を期待したいところだ。また、新たにブレーキ検査などの違反が明らかになったスバルの動向も気になるところ。新中期経営ビジョン “STEP” の実施や新型フォレスターの発売などで出直しを図っているだけに、ブランドイメージの再興は今後の注目ポイントになるだろう」と分析した。
 

 
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