「クルマを作る工場を作る」会社 独特な秘密/危険とは? モットーも

公開 : 2018.11.10 18:10

今後はEVやバッテリー工場に

その後20年にわたり、B&Pはほとんどの欧州ならびに日本の自動車メーカーと仕事をしてきた。トヨタがバーナストンに工場を新設したり、BMWがミニ、ローバー75のボディ部門をハムス・ホールに移転したのはB&Pの仕事だ。

もっと最近では、2013年にB&Pはジャガー・ランドローバーに新しい主力の組み立てラインを設置し、北東部にはEVのバッテリー製造ラインを設置した。米国では、大手EV自動車メーカーに新しいバッテリー製造ラインを設置中だ。今後数年間にわたり、B&Pは自動車分野の業務を世界的に拡大する計画である。

「われわれの飯の種はフェイスリフトとモデルチェンジですが、これからは電動のニューモデルということになるでしょう。EV駆動系やバッテリーの工場、それに付随する資材などがわたしたちのビジネスを後押ししてくれると思います」とホグソンはいう。

「世界が内燃機関から電動へと移り変わる中で、サプライチェーン全体が変容していきます。われわれはその中で業務を続けるのです」

ブレグジットの悪夢と暗闇のなかでも、こんな素晴らしいサクセスストーリーが英国にあるなんて心温まる話だ。B&Pには米国からロシアまで18カ国23の事業所に800人の社員と1000人の契約社員がおり、世界中の多くの自動車メーカーと長く良好な関係を維持している。

自動車メーカーのサプライヤー、例えばコモー(生産ラインシステム)、コマツ(プレスおよび板金機器)、アイダ(スタンピングプレス)のような会社とも長く関係を保っており、製造ライン機器の運搬設置を行っている。

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