トヨタ・パイ・プロ・タンドラ

トヨタは、大きなホイールや巨大なオーディオシステムといったSEMAの流行を避け、水素燃料電池を搭載したワンオフのタンドラ・ピックアップを公開した。ピザハットと共同で開発したこのクルマは前輪駆動に改造され、ミライのパワートレインを使う。

燃料電池はトラック自体を駆動するとともに、車載の全自動ロボットピザキッチンの動力にも使われる。荷台に設置されたこのユニットには、冷蔵庫、ターボ・シェフ高速コンベヤーオーブンと2本のロボットアームが備わっている。

このアームで冷蔵庫からピザを取り出してオーブンに入れ、反対側ではピザを切って箱詰めして配達するのだ。

この車載キッチンは6、7分でピザを作ることができるとトヨタでは言っている。しかし現在のところ製品化の予定はないそうだ。

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