フォルクスワーゲン フォードとの協力認める 合併は否定

公開 : 2018.11.20 11:10

低走行ユーザーにはEVが第一

ディエスCEOは、2020年までに大半のユーザーがEVを選択しない理由が「ほとんどない」と語っている。「年間走行距離が3万km以下のドライバーにとっては、EVが最適な選択肢です」と説明した。

生産効率の向上についても触れ、そのコストを2025年までに30%削減する方針を示している。

フォルクスワーゲンの労使協議会の会長を務めるベルント・オスターローは同社が「車両の生産拠点の近くでバッテリー生産にも参加する」という方針に言及。ディエスはこれに付け加える形で、EVの生産を欧州全体に分散させることは「意味がない」とした。

電動化やフューチャーモビリティに注力する方針を示しながらも、今後数年間は内燃機関も「引き続き重要」であるとの考えを明らかにした。「われわれはNOx排出量を削減したディーゼルエンジンの供給も続けます」とオスターローは明言している。

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