VWとフォード EVや自動運転技術で協力へ

公開 : 2018.11.05 06:10

フォルクスワーゲン、フォードの2社が、EVや自動運転技術の開発を中心とした戦略的提携に入る可能性を示唆しました。6月には商用車の開発で協力する計画を示しており、さらに深化した形です。ホンダとGMも同様に自動運転分野で協力すると発表しています。

もくじ

EVプラットフォームや自動運転技術を共有
ホンダとGMも提携

EVプラットフォームや自動運転技術を共有

フォルクスワーゲンフォードは、将来の自動運転および電動車両開発において協力する可能性を模索しているようだ。

ロイターが報じたところによれば、両社の戦略的提携により研究開発費用が数千億円規模で節約できるという。これによりプラットフォームや自動運転技術の共有が可能となる。

これは両社が商用車の開発で協力するという発表に続くものだ。フォードの世界戦略を統括するジム・ファーレイはこの方針について「さまざまなビジネスモデルに適応するため」と説明している。

フォルクスワーゲンのMEB電動プラットフォームがこの共同開発の基礎となる可能性もある。

ただし、VWのCFOを務めるフランク・ウィッターはそれは決定事項ではないと語る。現段階では、MEBを使用する最初のモデルは2019年11月にドイツのツヴィッカウ工場で生産される予定だ。

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