エコタイヤなのに、アウディA6/A7にOE承認 コンチネンタル「エコ・コンタクト6」発売

公開 : 2019.02.21 19:25

コンチネンタル・タイヤから、ハイパフォーマンス・エコを名乗る「エコ・コンタクト6」が、日本発売されます。「エコ」なのに、アウディA6、A7という高性能モデルにも純正装着を承認されています。どんな新タイヤなのでしょう?

エコタイヤなのに、ハイパフォーマンス

コンチネンタルタイヤ・ジャパンは、次世代の技術「グリーン・チリ2.0」を採用した新エコタイヤ「EcoContact™6」を発表した。エコタイヤと聞いて誰もがイメージする車種よりも、ハイグレードなモデルに新車装着されているのがポイントだ。

・純正装着の承認例

アウディA6アウディA7(225/55R18)
メルセデス・ベンツCクラスジャガーXE(225/45R18)

一例では欧州プレミアム・ブランドの上記のような高性能車種に純正装着の承認を受けている。それでいながら、ホンダN-BOXのような軽自動車のサイズ(155/65R14)も日本導入。これまでOE装着に力を入れてきたコンチネンタル・タイヤが、日本の買い替え市場に投入する自身作となるわけだ。

販売開始は3月で、発売サイズは14インチから18インチまでの31サイズ。今後も順次、追加される予定だ。価格はオープンプライス。

エコ・コンタクト6 なぜハイパフォーマンス?

「EcoContact™6 (エコ・コンタクト6)」というのは、ハイパフォーマンス・エコタイヤを名乗る新世代製品である。

3つの相反する性能、「ウェットブレーキ性能」「転がり抵抗」「耐摩耗性能」を高いレベルで向上したことにより、新たなエコタイヤのレベルに達したという。それだけに様々なパーツ(サイドウォール、ビード、ショルダーなど)について設計の進め方を考え直したと説明されている。

これにより、欧州タイヤラベリング制度で「ウェットブレーキ性能、転がり抵抗」ともに最高グレードの「A/A」を28サイズが獲得。日本で発売する31サイズ中13サイズが「A/A」グレードになったというから、カタログに “A/A獲得”と記載するためにごく一部のサイズだけを該当させるタイヤとは根本的に技術の水準が異なる。

技術面のトピックをそれぞれご紹介しよう。

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