ジャガー・Fタイプ次期型、EVか 発表は最速で3年後 動的性能に「自信」

公開 : 2019.04.02 11:50

電気自動車であることに問題はない

イアン・カラムは、Iペースのパフォーマンスが彼自身の電気自動車に対する認識を改めさせたことを認めた。

とはいえ、そこで使われるテクノロジーについての最終的な決断は、彼自身にはどうにもできないことをストレスに感じている。

「電気自動車のパフォーマンスに関しては問題ありません」と彼は言う。「電気自動車の加速は魅力的です。それを楽しむことに価値観を改めさえすれば。コーナーに入る速度は遅くなるかもしれませんが、そのぶん早めにスロットルを踏み込めば強烈な加速でコーナーを起ち上がることができます。その楽しさは、ひとびとから多くの賞賛を集めているV8エンジン搭載車並みです」

「ダイナミクスに関しても問題ないと認識しています。マイク・クロスと彼のチームはその点、最高のクルマに仕上げることができるはずです。重量の面で不利であるにもかかわらず、Iペースは電気自動車がダイナミクス的に楽しめることを既に証明しています」

「航続距離についても、今後はそれほど問題ではなくなるでしょう。今後数年以内に、再び技術の進歩による大きな変化があるはずです。残された最大の問題は、バッテリーを搭載するためにクルマのサイズが大きくならざるを得ないことです」

「しかし、それは克服できない問題ではない。興味深い挑戦であるとわたしは認識しています」

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