スポーツカーやセダンも決してなくならない

ジャガーのデザイン責任者であるイアン・カラムのコメントはまた、ジャガーFタイプの売れ行きが同クラスをリードするポルシェ911に比べると低いことも気にしているようだ。

しかしだからといって、Fタイプをラインナップから外すということは考えていないようである。

「われわれは常に、ジャガーのラインナップにスポーツカーを用意します」と彼は述べた。「話はそれで終わりです」

カラムは、セダン（またはハッチバック）もジャガーの存続には重要であると付け加えた。同社のセダンもまた、同じ高級車マーケットの競合に比べると販売が振るわないというプレッシャーにさらされているのだ。

「ジャガーがセダンや、あるいはハッチバックを作らなくなる日が来るとは想像できません。わたしはいずれもジャガーの核になるDNAであると考えます」と彼は語った。

「当社のSUVを購入していただいた方には、それが電気自動車でもそうでなくても、きっと満足していただけると思っています」

「しかし、中には常に空力や燃費効率を重視するひとびともいますし、あるいはSUVにも求め得ないダイナミクスとそれによるスリルをクルマに求めるひとびともいます」

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