パイオニア、ドライブレコーダーに本格参入 武器は「ナイトサイト」 2カメラ/1カメラ

2019.04.21

パイオニアが、ドラレコの新製品7機種を発表しました。「ナイトサイト」という暗闇でもカーナンバーやヒトを撮影する機能が売りです。

text&photo:Hiroyuki Kondo(近藤浩之)

ナイトサイトとは

あおり運転や事故といった交通トラブルの証拠映像だけでなく、駐車中のいたずらや盗難抑止の監視でも需要が高まっているドライブレコーダー。

その市場に、パイオニアがついに本格参入する。7月からリリースされるパイオニア製のドラレコは2カメラ式が3機種、1カメラ式が4機種の計7機種になる。

クルマの前後を同時に録画できる2カメラ式は、

・フロント160°、車内/リア137°(VREC-DZ700DLC/DZ700DSC)
・フロント/リア142°(VREC-DS500DC)

という2タイプを用意。

1カメラ式は160°(VREC-DZ600C/DZ600)、111°(VREC-DZ200)、130°(VRECDH200) の3タイプが用意される。いずれも約200万画素の高画質フルHDカメラが採用されている。

新製品の最大の強みは「ナイトサイト」。ソニー製CMOSセンサー「スタービス」により、従来型に比べ100分の1以下の光量でも撮影が可能になった。2カメラ全タイプと1カメラ式2機種(VREC-DZ600C/DZ600)に採用される高感度撮影テクノロジーだ。

夜間走行・街灯のない駐車場でもナンバープレートを撮影。駐車監視時でも高感度・高画質に録画できる。

さらに、駐車中のクルマを24時間365日監視できる「駐車監視機能(セキュリティモード)」(バッテリー使用:VREC-DZ700DLC/DZ700DSC/DZ600C)を備えるほか、全モデルが内蔵バッテリーにより駐車中の衝撃検知で映像を録画する「駐車監視機能」などを搭載する。

録画機能に関しては、エンジン始動時から自動録画を開始する「連続録画」、衝撃検知時に前後の映像を録画する「イベント録画」、任意のボタン操作で、前後の映像を同時録画する「手動イベント録画」、録画中にボタンを押し最大400枚まで静止画として保存できる「静止画撮影」(VREC-DH200除く)など多彩な機能が搭載されている。

また機種によりスマートフォンをWi-Fi接続することで、録画映像を確認したりスマートフォン本体へ保存することも可能となっている。

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