生まれながらに完全無欠? 熟成不要な18台 前編

公開 : 2019.04.27 05:50  更新 : 2019.04.27 11:44

フォルクスワーゲンビートル

第2次世界大戦前に始まった計画から戦後の生産開始まで、そのスタートは決して順調とは言えないものだったが、フォルクスワーゲン・ビートルは、2003年までの長きにわたった現役生活によって、その設計の正しさを証明している。

現役期間中、エンジン排気量の拡大と、キャビンが多少豪華になったことを除けば、このクルマはほとんど変更を受けておらず、メキシコのプエブラ工場を最後にラインオフしたビートルは、1948年にヴォルフスブルクで誕生した最初の1台とそっくりだった。

史上もっとも多く作り出されたモデルのひとつ(総生産台数2150万台)として、現在でもこのクルマは簡単に見つけ出すことができるとともに、それなりのコンディションの車両であっても、手ごろな価格で手に入れることが可能だ。

希少モデルを手に入れるには、それなりの金額を支払う必要があるが、どのビートルであっても、数多くのひとびとに愛された、決して速くはないが、落ち着きのある走りを楽しませてくれる。

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