生まれながらに完全無欠? 熟成不要な18台 前編

公開 : 2019.04.27 05:50  更新 : 2019.04.27 11:44

フォードマスタング

夢見るのが映画「ブリット」のスティーブ・マックイーンであろうが、パシフィック・コースト・ハイウェイのクルージングであろうが、フォード・マスタングはつねに米国流の最高のドライビングを体現してきた。

ベビーブームの波にも乗って、1964年の発売後、最初の2年間で100万人以上のドライバーが、このクルマを買うためにフォードのディーラーへと殺到している。

手ごろな価格で、自分好みのモディファイも容易であり、何より運転して素晴らしいマスタングは、どんなドライバーにとっても最高の1台だった。

フォードにとって唯一の誤算は、初代の成功に続くのは容易ではなく、2005年登場のレトロスタイルの5代目と、2014年にデビューした6代目の見事な現行モデルまで、数世代にわたって、失敗作を繰り返すことになったことだろう。

初代マスタングはいまでも比較的容易に見つけ出すことのできる、普段使いのできクルマでもある。写真は1965年モデルだ。

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