【英国初の高速道路を闊歩】ヒーレー3000とジャガーMk2、フォード・ゼファー 前編

公開 : 2020.02.01 07:20  更新 : 2020.12.08 10:56

スピードに乗れば素晴らしい操縦性

「一度スピードに乗れば、操縦性は素晴らしいものです。リアバンパーについている小さなバッジは、4輪ともにディスクブレーキであることの印。急に止まれることを後ろのドライバーに伝えるものなんです」

ジャガーMk2 3.8にはリミテッド・スリップデフも付いている。このエイトケンのMk2は、モス製のトランスミッションを装備する最後のモデルの1つでもある。「買った時から、フルシンクロのマニュアルが付いていました」

ジャガーMk2 3.8(1959年〜1967年)
ジャガーMk2 3.8(1959年〜1967年)

「コンクールデレガンスへ参加しようとした時、(知らずに)オリジナル状態に戻さないと駄目だといわれました。扱いにくいトランスミッションですが、本物のオリジナルなんです」

マニュアルはMk2 3.8のパフォーマンスを高め、信号ダッシュだけでなく、警察から逃げるのにも役に立っただろう。加えてこのジャガーには、ヒーレーと同じようにオーバードライブも付いている。

1958年12月5日に開通したのが、マンチェスターの北部に伸びる、スピードの出せるプレストン・バイパス。その次に目標とされたのが、首都から放射状に伸びる、制限速度のない高速道路ネットワークを作り上げることだった。

ハイスピードで走らせれば、XK由来のエンジンとトランスミッションの協奏曲を楽しめる。「トランスミッションから固有の音が聞こえない場合、正常に機能していない可能性があるといわれました」 と笑いながら話すエイトケン。

そしてもう1台。高速道路M1の法と秩序を維持することを任されたクルマにもご登場いただこう。

続きは後編にて。

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