【雪国に朗報】よる寝ている間に自動除雪の時代、すぐそこに? 5G(第五世代通信)がキー

2020.01.31

サマリー

福井県永平寺町(えいへいじちょう)で、5Gの通信設備を仮設し、町の所有する除雪車を使ったデモンストレーションを行いました。双方向でリアルタイムな映像を送ることで、除雪作業を効率化。詳細をみていきます。

もくじ

暖冬だからこそ、最悪シナリオ想定
生活の中で、除雪の負担はとても大きい
5Gでなにかできるのか?
町民は自宅の近所の状況をリアルタイムで知りたい

暖冬だからこそ、最悪シナリオ想定

text:Kenji Momota(桃田健史)

24時間、自動で除雪してくれる!?

雪国の人にとって夢のような時代に向けた、第一歩が始まった。


キーワードは、5G(第五世代通信)だ。

場所は、福井県の永平寺町(えいへいじちょう)。道元が開山した、曹洞宗の大本山・永平寺があることで世界的に知られる。

町の施設「四季の森」に、2020年1月29日~30日、5Gの通信設備を仮設し、町の所有する除雪車を使ったデモンストレーションを行った。

実証試験のきっかけは、総務省が2018年に行った5Gを活用したアイディアコンテスト。永平寺町のアイディアが見事、地域課題を解決する賞を獲得した。

このアイディアを基盤として、早期に実現可能な実証試験が行われたというわけだ。

今回は自動運転ではなく、双方向でリアルタイムな映像を送ることで、除雪作業を効率化されるというシナリオだ。

ただし、周囲には雪がない。

今シーズン(2019年~2020年)は全国的に暖冬。北海道や東北のスキー場では雪不足でオープン時期が遅れたり、また東京では1月後半で日中の気温が20℃近くまで上がるなど、例年と比べて暖かい冬となっている。

北陸でも状況は同じで、永平寺町周辺でも積雪はまったくない。

だが……。

 

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