【どんなクルマが、どこで売れている?】世界の市場 カテゴリー別新車販売実績 2020年はどんな年に?

2020.05.30

ボディスタイル別:欧州での人気モデルは?

昨年には史上初めて日産キャシュカイやフォルクスワーゲン・ティグアン、フォード・クーガといったミッドサイズSUVが、Cセグメントに属するハッチバックやワゴンモデルを販売台数で上回るのではないかと言われていたが、わずかに届かなかったようだ。

「それでもこのまま堅調に販売数を伸ばせば、来年には逆転するかも知れません」と、ムニョスは言う。

ボディスタイル別:欧州での人気モデルは?
ボディスタイル別:欧州での人気モデルは?

「それでも、ミッドサイズSUVが市場もっとも売れているカテゴリーというわけではありません」

スーパーミニが欧州では依然として人気のモデルであり、平均CO2排出量95g/kmという新規制のもと、シティカーと呼ばれるAセグメントの必要性が高まることで、今後数年間は販売数の増加が見込まれている。

高級車市場:メルセデスが好調

2019年の高級車市場は、世界販売232万台を達成したメルセデスがBMWの追撃を振り切ってトップの座を維持することに成功している。

トップ5社がすべて前年越えか前年同等の販売台数を達成しており、レクサスとボルボが最大の伸びを記録する一方、リンカーンも好調だった。

BMWはSUVのモデルチェンジと新型3シリーズの導入、さらにはメルセデスが販売数を減らした中国市場での販売増が強みとなった。

「ですが下位ブランドは苦戦を強いられており、インフィニティとジャガーが大きく販売台数を落としています」と、ムニョスは話す。

インフィニティが欧州市場から撤退する一方、ジャガーは主力のサルーンモデルが不調だった。

2020年にはテスラがランドローバーを上回って世界第7位の高級車ブランドになる可能性があり、これが実現すればテスラにとっては大きな成果となるだろう。

 

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