【2月の過去最高】フェラーリ/ランボルギーニ日本販売、記録を更新 新たな外国車メーカーも登場

公開 : 2020.03.06 05:50

新登場 ストリートスクーターとは

最後にトピックを1つ。2月期の外国メーカー車の新規登録台数一覧では、「ストリートスクーター(STREET SCOOTER)」と称するドイツのブランドが新たに加わった。

同ブランドは2010年にアーヘン工科大学の教授によって設立されたEVのベンチャー企業で、2014年にはドイツポストDHLグループの傘下に入って経営基盤を拡充させる。

ドイツポストDHLグループ傘下のストリートスクーターと共同開発したヤマト運輸のEV配達車
ドイツポストDHLグループ傘下のストリートスクーターと共同開発したヤマト運輸のEV配達車

日本市場における展開では、ヤマト運輸と宅配に特化した小型商用EVトラックを共同開発し、購買する契約を2019年3月に締結。そして、DHLで採用する小型EVトラック「WORK Box」をベースに、右ハンドルで三方開き荷台、これまでの集配車よりもコンパクトな全長4700×全幅1830×全高2250mmのボディサイズ、そして日本の法規に適合させた小型商用EVトラックを開発し、本年よりリリースを開始した。

なお、2月期の登録台数は77台であるが、ヤマト運輸では首都圏において順次500台を導入する計画で、登録台数の数字は3月以降も伸びる見込みである。

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