【小さなロールス・ロイスが目標】トライアンフがベースのパンサー・リオ 後編

公開 : 2020.05.03 16:50  更新 : 2020.12.08 11:04

番外編:パンサーの生んだ変わり種

ロバート・ジャンケルが創業したパンサー・ウェストウィンズ、後のパンサー・カーズは、奇抜なクルマを何台も生み出している。しかも、量産車として複数台が実際に公道を走った。

1972年〜1986年
J72:376台が作られた、ジャガーベースのロードスター

パンサーFF(1974年−1975年)
パンサーFF(1974年−1975年)

1974年〜1975年
FF:パッカV12にフェラーリ風ボディを載せたスポーツ・モデル

1974年〜1985年
デビル:60台が作られた。4ドアの他に、リムジンなどもある

1976年〜1993年
リマ/カリスタ:パンサーで最も多く売れたクルマ。ボクソール(オペル)のエンジンを当初搭載していたが、カリスタではフォード製のエンジンへと置き換わっている

1978年〜1979年
シックス:2台が製造された、6輪のスーパーカー。ツインターボのV8エンジンを積む

1989年〜1990年
ソロ2:21台が製造された。コスワース・エンジンを積んだ4輪駆動の2+2スポーツ

パンサー・リオ(1975年−1976年)のスペック

価格:新車時 8900ポンド(120万円)/現在 2万ポンド(270万円)以下
生産台数:18台
全長:4267mm
全幅:1549mm
全高:1397mm
最高速度:175km/h
0-96km/h加速:9.7秒
燃費:8.5km/L
CO2排出量:−
乾燥重量:1270kg
パワートレイン:直列4気筒1998cc自然吸気
使用燃料:ガソリン
最高出力:128ps/5700rpm
最大トルク:17.1kg-m/4500rpm
ギアボックス:4速マニュアル/3速オートマティック

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