【いまも別格の存在?】W124型Eクラス・ワゴン 手に入れるならいま 前編

公開 : 2020.05.09 20:50  更新 : 2021.01.30 21:14

番外編1:W124型Eクラス クイックバイヤーズガイド

車両数の減少に伴い、いまも現役で活躍しているW124の平均的コンディションが向上しているというのは良いニュースであり、日常的に使用されている個体の多くが、状態を維持するために定期的なメンテナンスを受けている。

それでも、もっとも警戒すべきは錆であり、特にフロントフェンダーなどのボディパネルに加え、サイドシルとジャッキポイントに代表される下回りにも注意が必要だ。

視認性に優れるシンプルなメーター。20万6000kmの走行距離などまったく問題ではない。
視認性に優れるシンプルなメーター。20万6000kmの走行距離などまったく問題ではない。

われわれも経験したとおり電気系の不具合が多数報告されており、6気筒モデルではエンジンルーム内の配線が過熱によって被覆材にダメージを受ける傾向がある。

時間の経過とともにサスペンションブッシュとボールジョイントの摩耗が進行するが、以前のオーナーが交換を行っていない場合、多額のコストを掛けて多くの作業を行う必要があるだろう。

W124のスペシャリスト、ニック・フルームは5速オートマティックギアボックスについて、信頼性では4速オートマティックに劣ると言う声があるものの、パフォーマンスの面から見れば選択する価値があると話している。

同様に、ジェシー・アームストロング所有のE320にはなかったが、普段はトランクに収納されているオプションの折り畳み式3列目シートも実用性という面では魅力的な装備だ。

メーカー純正とアフターマーケット品のエアコンが存在しており、アフターマーケット品は純正よりも安価な選択肢としてメルセデス・ディーラーでも販売されていた。

ボディやインテリアカラーは個人の好みだが、フルームは明るいインテリアを好んでおり、このアームストロング所有のE320は彼が取り扱ったなかで、フラットブラックのボディにマッシュルームレザーを組み合わせた唯一の車両だと言う。

なお、W124というコードネームは本来セダンのものであり、ワゴンの場合にはS124、クーペ/コンバーチブルはC124となるが、最近ではボディスタイルにかかわらずこの世代のEクラスはW124と呼ばれることが多くなっている。

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