【1950年代のデザインを最新版へ】ポルシェ911タルガ・ヘリテージ・エディション 992型タルガ4Sベース

公開 : 2020.06.02 07:01  更新 : 2020.06.02 13:08

ポルシェは自社初となるヘリテージ・デザイン・モデルを、最新992型911タルガ4Sで発表しました。1950年代から1960年代のデザインやモータースポーツを想起させる、992台限定の特別仕様です。

もくじ

992台のヘリテージ・デザイン初モデル
クラシックな専用カラーとマテリアル

992台のヘリテージ・デザイン初モデル

text:James Attwood(ジェームス・アトウッド)
translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)

 
ポルシェは自社初となるヘリテージ・デザイン・モデルを、992型911タルガ4Sで発表した。これは最新の911へ、1950年代から1960年代初頭のデザイン要素を与えたもの。ヘリテージ・デザイン戦略として、4モデルが予定されている中の初めの1台となる。

過去モデルのエクステリアとインテリア・デザインを、現代的に再解釈。最新のテクノロジーと融合し、ポルシェ・エクスクルーシブ・マニュファクトゥールからの限定エディションとして提供される。

ポルシェ911タルガ・ヘリテージ・エディション(欧州仕様)
ポルシェ911タルガ・ヘリテージ・エディション(欧州仕様)

ヘリテージ・デザイン版911タルガ4Sの生産台数は、992台の限定。最新911のコードネームと一致する。すでに注文が始まっており、2020年秋からディーラーの店頭に並ぶ予定だ。

今回の限定エディションの導入とともに、選ばれたインテリア要素は、ヘリテージ・デザイン・パッケージとして通常の911でも選択が可能となる。

またポルシェ・デザインは、オリジナルのクロノグラフ腕時計も制作。限定エディションを購入したドライバーのみが、注文できるという。

「ヘリテージ・デザイン・モデルで、お客様の1950年代から1980年代にかけての記憶を想起させることが狙いです。歴史的なデザインを現代的に解釈できるブランドは、ポルシェ以外にありません」

「限定エディションは、ポルシェの製品戦略において、ライフスタイルを表現する新しい製品ラインを確立します」と、ポルシェAGの理事会会長、オリバー・ブルーメはコメントしている。

クラシックな専用カラーとマテリアル

ヘリテージ・デザインモデルの第一弾は、最新992型911タルガをベースに導入される。450psを発生する水平対向6気筒ツインターボ・エンジンと、8速デュアルクラッチATが組み合わされ、0-100km/h加速は3.6秒以下。最高速度は304km/hに達する。

ボディで個性を生んでいるのが、ゴールドのエンブレムと、チェリー・メタリックをはじめとする5色の専用塗装。1950年代スタイルを表現している。またクラシックなホワイトの差し色も特徴だ。

ポルシェ911タルガ・ヘリテージ・エディション(欧州仕様)
ポルシェ911タルガ・ヘリテージ・エディション(欧州仕様)

フェンダーの白いラインは、ポルシェのモータースポーツの歴史を想起させる部分だという。さらにポルシェ356とのつながりを感じさせる、リアのグリルにあしらわれたポルシェ・ヘリテージ・バッジも見逃せない。

ホイールは、フロント20インチ、リア21インチのカレラ・エクスクルーシブ・デザインを採用。ブレーキキャリパーもクラシックなデザインとなり、黒く塗装される。

インテリアは、2トーンカラーでコーディネート。ボルドーレッド・レザーとOLEAクラブ・レザー・アタカマベージュの組み合わせか、ブラック・レザーとOLEAクラブ・レザー・アタカマベージュの組み合わせだ。

シートやドアトリムの一部にはコーデュロイ素材が用いられた。ポルシェ356時代のデザインや、1950年代のファッションを感じさせる要素となる。ダッシュボード・トリムパネルには、シリアルナンバー入りのプレートが配されている。

こだわりのデザイン・ディテールは、写真にてご覧いただきたい。

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