4シリーズ　公式発表前に外観リーク

BMW 4シリーズの公式発表を前に、エクステリアがリークした。

「BM World M」なるインスタグラムのアカウントよりリークした画像は、パンフレットを撮影したものに見える。

フロントのみならず、サイド、リア、ボディカラーの選択肢まで撮影されている。

これまでAUTOCARは、ノルドシュライフェでテストする偽装が施されたクルマの撮影に成功している。大きなキドニー・グリルが顕になったのは、今回が初めてのことである。

昨年9月に発表された「コンセプト4」の面影を強く残すものであり、さらに大きい8シリーズとのデザイン上の共通点が多い。

2つのボディタイプもあとに続く

クーペボディのほかに、コンバーチブルのプロジェクトも進行中と考えられる。従来のメタルルーフではなく、布製のルーフになる可能性が高い。

また、4ドアクーペの「4シリーズ・グランクーペ」の投入も有力視されている。

下敷きにするのはCLAR（クラスター・アーキテクチャー）プラットフォームだ。

FRと4WDの駆動方式をサポートするプラットフォームであるいっぽうで、エアサスペンションや四輪操舵まではカバーしない。

エンジンラインナップは、最新の3シリーズと共通点が多く、2L 4気筒と3L 6気筒が主軸となるはずだ。

エンジンはどうなる？　M4追加は？

BMWの内部関係者は、AUTOCARに情報を明かした。

あたらしい4シリーズのモデルラインナップは以下のとおりとなるようだ。

ガソリン/ディーゼル/PHEVの順でまとめる。

ガソリン

420i
430i
M440i xドライブ

ディーゼル

420d
430d

プラグインハイブリッド

430e

なかでもBMW 430eは、2.0L直列4気筒ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせる。252psと31.5kg-mを発揮する。

BMW 420i/430i/420d/430dの駆動方式は、すべてFRがベースとなり、4WD（xドライブ）はオプションとなるようだ。

BMW M440i xドライブのみ、その名の通り4WDが標準となる。

ハイエンド・パフォーマンスモデルBMW「M4」は、3.0L直列6気筒ツインターボ・エンジンを搭載する可能性が高い。

最高出力と最大トルクはそれぞれ510psと45.1kg-mを叩きだし、トランスミッションは8速オートマティックを備えることになるだろう。

その強化モデルであるBMW M4コンペティションは、前後トルクをシステムが出し分ける可変4WDシステムを組み合わせるとAUTOCARは考えている。

画像　4シリーズの大きな「鼻」　試作車から変わらず？【比べる】　全133枚