新型ディフェンダー90発売

ランドローバーはまた、新型コロナウイルスの影響により発売が遅れていたショートホイールベースの3ドアモデルであるディフェンダー90の販売を開始した。

ロングホイールベースの110と同様、マイルドハイブリッドガソリンとディーゼルエンジンが用意される。トランスミッションは全車8速AT。

インジニアムディーゼルは新しいインテリジェント全輪駆動システムを装備しているが、ガソリンモデルは通常の全輪駆動となる。

アプローチアングルとデパーチャーアングルは110と同じ。ランドローバーによると、オプションの電子制御エアサスペンションを装着することで、ブレークオーバーアングルが改善されたという。

英国での販売価格は、90が4万3625ポンド（603万円）から、110は4万5315ポンド（427万円）となっている。

新グレードと運転支援の追加

ディフェンダーシリーズには、スタイリングのアップグレードが施されたXダイナミック・グレードが新たに追加された。

X-Dynamicでは、フロントとリアの専用バンパー、グリルバー、バッジなどがサテンブラック仕上げとなる。また、アロイホイールには新たなブラック仕上げが施されている。

インテリアでは、シートに耐久性と耐摩耗性に優れた堅牢な保護布であるRobustek（ロブステック）を採用。上位モデルのXダイナミックS、SE、HSEは、ロブステックのアクセントを加えたレザーシートを装備している。

2021年モデルでは、新しいボディカラーオプションのほか、新しいドライバー支援システムも追加された。

ブラインド・スポット・アシスト・パックや、3列目シートに3ゾーン・クライメートコントロールを追加するファミリーパックが用意されている。ファミリーパック・プラスでは、3列目のシートにヒーターが加わる。

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