地上最高速度654km/h!『ディフェンダー・オクタ』が水素エンジンによる記録樹立をサポート【米ボンネビル・ソルトフラッツ】
公開 : 2026.08.25 07:05
世界最高速度が競われるボンネビル・ソルトフラッツで、水素エンジンクラスの世界記録654km/hを樹立した『JCBハイドロマックス』。その挑戦を支えたのはディフェンダー・オクタのオールテレーンなパフォーマンスでした。
ディフェンダー・オクタがレコードブレーカーをサポート
ジャガー・ランドローバーは、米国ユタ州のボンネビル・ソルトフラッツで開催されたスピードウィークにおいて、『ディフェンダー・オクタ』が水素エンジン車『JCBハイドロマックス』の地上最高速度記録への挑戦をサポートし、新記録の樹立に貢献したと発表した。
JCBハイドロマックスは、英国空軍出身のドライバーで世界地上最高速度記録保持者あるアンディ・グリーンOBEの操縦により、時速406.320マイル(約654km/h)を記録し、SCTA(サザン・カリフォルニア・タイミング・アソシエーション)の速度記録および、FIA(世界自動車連盟)公認の『水素自動車による地上最高速度世界記録』を樹立した。

記録走行では、最高出力635psのディフェンダー・オクタのフロントに専用のプッシュプレートを装着し、静止状態のJCBハイドロマックスを最大300mにわたって押し出す役割を担った。
競技の規定では、走行開始時に最大300mのプッシュスタートが認められており、ディフェンダー・オクタのプッシュによりJCBハイドロマックスは時速60マイル(約97km/h)に達すると、自力で加速して記録へと挑んだ。
6Dダイナミクスサスで安定したプッシュを実現
レコードブレーカーを300mにわたって保持するためのプッシュプレートは、ディフェンダー・オクタに標準装備されるウインチマウントをベースに補強材などを加えるなどの改造を施して固定された。
重量2550kgのJCBハイドロマックスを海抜2244mに相当する薄い空気の中、300mで目標速度の約97km/hまで加速させるディフェンダー・オクタには、48Vマイルドハイブリッドシステムを備えたツインターボV8エンジンと4WDシステムが備えられている。

さらに、油圧連動の連続可変セミアクティブダンパーを用いた『6Dダイナミクスサスペンション』が、急加速時の車体のロールとピッチを制御し、プッシュプレートの角度を維持、JCBハイドロマックスの安定したプッシュを可能とした。
ディフェンダー・オクタの車体前部には、プッシュプレートなどの相当な重量物が取り付けられるため、当初はバランス調整のためのバラスト(重り)を積むことも考えたというが、『6Dダイナミクスサスペンション』のおかげで、一切の重りを積むことなく車体を水平に保つことができた。
また、ディフェンダー・オクタの優れたオールテレイン(全地形対応)により、記録挑戦の走行後に当初の位置から数マイルも離れた位置にいるJCBハイドロマックスのもとへと、素早い移動が可能であったという。
これらディフェンダー・オクタの優れたパフォーマンスにより、偉大なる記録が樹立されたといえるだろう。






















