【世界最速の市販車】速度記録を樹立したクルマ 歴代チャンピオン 8選

公開 : 2020.10.13 21:28

5位. SSCアルティメット・エアロTT – 412.1km/h

当時シェルビー・スーパーカーズとして知られていたSSCは、アルティメット・エアロを7年間にわたって生産していた。モデルの寿命は決して長くはなかったが、最高速度記録でブガッティを抜くには十分だった。

2007年9月、1200psのV8ツインターボエンジンを搭載したアルティメット・エアロTTは、一時的に閉鎖されたワシントン本社近くの2車線の公道を走り、平均最高速度412km/h強を記録した。

SSCアルティメット・エアロTT
SSCアルティメット・エアロTT

4位. ブガッティ・ヴェイロン・スーパースポーツ – 431.0km/h

記録をアメ車に奪われてしまったブガッティは、ヴェイロンに大幅な改良を施して最高速度をさらに向上させ、タイトル奪還に向けて新たな挑戦を行った。

ヴェイロン・スーパースポーツは30台のみの限定生産モデルだ。最高出力を1200psに高め、時速400kmを超える際の強力な空気抵抗に対応するために空力特性を強化した。

ブガッティ・ヴェイロン・スーパースポーツ
ブガッティ・ヴェイロン・スーパースポーツ

2010年7月にはブガッティのテストドライバー、ピエール・アンリ・ラファネルが時速431.0kmでエーラ・レッシエンを周回している。

3位. ヘネシー ・ヴェノムGT – 435.1km/h

アメリカのチューニングメーカー、ヘネシー・パフォーマンス・エンジニアリングはかつて、ダッジバイパーをベースに開発したヴェノムで時速346kmを超えたことがある。

ヘネシーはロータスエキシージをベースにしたヴェノムGTを開発し、ブガッティから記録を奪うことになったのだが、結果としてあまり話題にはならなかった。

ヘネシー・ヴェノムGT
ヘネシー・ヴェノムGT

2014年2月、フロリダのケネディ宇宙センターにある5.1kmのスペースシャトル着陸滑走路で、時速435.3kmを記録した。しかし、NASAは反対方向への走行を許可しなかったため、片道のみの走行となり、公式のギネス世界記録には認定されなかった。

2位. ケーニグセグ・アゲーラRS – 447.0km/h

2017年、顧客所有のアゲーラRSを使用し、ケーニグセグは公道最高速度の記録を打ち立てた。メルセデスが高度に改造されたW125グランプリカーを使用して、閉鎖されたアウトバーンで432km/hを記録した1938年以来の更新だ。

80年の進歩を示すように、アゲーラRSは標準仕様で記録に挑んだ。オプションの1MWエンジンパッケージは1378psという途方もないパワーを発生させた。

ケーニグセグ・アゲーラRS
ケーニグセグ・アゲーラRS

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