【究極で最速のウラカン】ランボルギーニ・ウラカンSTO プロトタイプへ試乗 FRに640ps 後編

公開 : 2020.11.25 10:20

公道を走れるレーシングカー

ウラカン・ペルフォルマンテは2016年10月に、ニュルブルクリンクの量産最速ラップタイムとなる、6分52秒01を記録している。すでに4年が過ぎた。

ウラカンSTOがそれに挑むかどうか、ランボルギーニはまだ明らかにしていない。しかし、サーキットのタイムは間違いなくペルフォルマンテより速いと話している。

ランボルギーニ・ウラカンSTO プロトタイプ
ランボルギーニ・ウラカンSTO プロトタイプ

ランボルギーニによれば、デイトナ・インターナショナル・スピードウェイのフルコースでのウラカンSTOのラップタイムは、1分48秒9。ウラカン・ペルフォルマンテより3秒速く、ランボルギーニのGT3エボ・レーサーより、2.5秒ほど遅いだけだという。

公道を走れるレーシングカーは、イタリアン・エキゾチックの表現に以前からしばしば用いられてきた。今回はプロトタイプだったが、ランボルギーニ・ウラカンSTOも、まさにそんな1台となりそうだ。量産版の完成を楽しみにしていたい。

ランボルギーニ・ウラカンSTO プロトタイプのスペック

価格:26万ポンド(3510万円/予想)
全長:4520mm(ウラカン・エボ)
全幅:1933mm(ウラカン・エボ)
全高:1165mm(ウラカン・エボ)
最高速度:310km/h
0-100km/h加速:3.0秒
燃費:−
CO2排出量:−
乾燥重量:1339kg
パワートレイン:V型10気筒5204cc自然吸気
使用燃料:ガソリン
最高出力:640ps/8000rpm
最大トルク:57.4kg-m/6500rpm
ギアボックス:7速デュアルクラッチ・オートマティック

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