【大胆なデザインで一新】ヒュンダイ・ツーソン・ハイブリッドへ試乗 230psの1.6L HV

公開 : 2021.01.19 10:25  更新 : 2021.03.05 21:37

運転してもららえば、もっと心地良い

走りも充分評価できる。舗装の悪い区間では頭が揺さぶられることもあるが、全体的な乗り心地は良く、防音性も高い。ただ試乗車は左ハンドル車だったから、右ハンドル車とは少し印象は異なるだろう。

ホイールは19インチで、タイヤは235/50サイズのミシュラン。サスペンションはしなやかなだけに、ボディーロールは比較的早く発生する。操縦性と乗り心地とのバランスでいえば、ツーソンは乗り心地重視の設定。SUVだから理解できる。

ヒュンダイ・ツーソン1.6 230ps ハイブリッド・プレミアムSE(欧州仕様)
ヒュンダイ・ツーソン1.6 230ps ハイブリッド・プレミアムSE(欧州仕様)

ステアリングの操舵感は軽く、レシオ設定は比較的クイック。エコからスポーツまで用意されたドライブモードを切り替えれば、ステアリングは若干重さを変えるものの、乗り心地は変化しない様子。スポーツ・モードでは、タコメーターのリングが赤色に染まる。

ハイブリッドの試乗車では、時々エンジンが止まりEVモードで走行する場面がある。レスポンスは全般的に滑らかで、シフトパドルで7速ATの変速も可能。AT任せで走っていると、時々変速で迷いを感じる時があった。

タイヤのグリップやトラクションは良好。交差点などの立ち上がりでは、リアタイヤへ多めにパワーが伝わり、トルクステアやホイールスピンなどは発生しない。前後タイヤのパワー配分がわかる、デジタル表示も付いている。

牽引重量はまだ不明。先代のツーソンでは、最大で1900kgとなっていた。

ヒュンダイ・ツーソンは、運転するより運転してもらった方が心地良い。運転席でもリラックスでき、扱いやすく、不快なところはほぼない。それだけに人に乗せてもらえば、もっと良いに違いない。

ヒュンダイ・ツーソン1.6 230ps ハイブリッド・プレミアムSE(欧州仕様)のスペック

価格:3万4000ポンド(476万円/予想)
全長:4500mm
全幅:1865mm
全高:1650mm
最高速度:193km/h(予想)
0-100km/h加速:8.0秒(予想)
燃費:−
CO2排出量:−
車両重量:1700kg(予想)
パワートレイン:直列4気筒1591ccターボチャージャー+電気モーター
使用燃料:ガソリン
最高出力:230ps(システム総合)
最大トルク:−
ギアボックス:7速オートマティック

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