【スピードの限界に挑む】自動車メーカー最速モデル 31選 スーパーカーばかりではない

公開 : 2021.01.29 20:05

ポルシェ911ターボS – 330km/h

911ターボSがポルシェの中で最も速いモデルであるのは当然のことだ。ターボは1970年代以来、ロード用ポルシェの究極の存在であり続けてきた。ターボSクーペの最高速度は305km/hで、スポーツ・クロノパッケージを装着した場合、0-100km/h加速を2.7秒で走り抜けることができる。

ターボSで650psの3.7Lフラット6のフルパワーを発揮するときには、リアマウント・エンジンがトラクションを助けてくれる。カブリオレで楽しみたい場合は、最高速度は変わらないものの、0-100km/h加速は0.1秒遅くなる。

ポルシェ911ターボS
ポルシェ911ターボS

ルノーメガーヌR.SトロフィーR 300 – 262km/h

メガーヌ R.S トロフィーR 300は最速のホットハッチというわけではないが、ルノーのカタログの中では最も速いクルマだ。0-97km/h加速はホンダよりも速く、シビック・タイプRの5.7秒に対し、トロフィーRは5.6秒でこれをカバーしており、クラスでは最高の部類に入る。

トロフィーRが他のメガーヌR.S.よりも高いトップスピードを出しているのは、軽量化とパフォーマンスへのこだわりによるものだ。トロフィーRは、大型ブレーキとシャープなサスペンションを備えたホットハッチである。オプションではカーボンホイールを装着でき、 1本あたり1kgの軽量化を実現する。

ルノー・メガーヌR.SトロフィーR 300
ルノー・メガーヌR.SトロフィーR 300

フォルクスワーゲン・ゴルフR – 250km/h

ゴルフGTIクラブスポーツに比べて地味な名称のRだが、フォルクスワーゲンの現在のラインナップで最も速いのはこのモデルだ。最高速度こそGTIクラブスポーツと同じだが、0-100km/h加速は前者の5.6秒に対し、Rは4.7秒と非常に優れている。

優れたトラクションを発揮する4輪駆動、2.0Lターボエンジンを搭載しており、先代のRモデルから19psアップの320psを発揮する。オプションでアクロポヴィッチ製のチタンエグゾーストを注文できるが、7kgのダイエットになり、サウンドも無口な標準アイテムより大幅に改善される。

フォルクスワーゲン・ゴルフR
フォルクスワーゲン・ゴルフR

ボルボS60 T8ポールスター – 180km/h

ボルボは、S60 T8ポールスターに可能な限りのすべてを投入した。2.0Lのガソリンエンジンにスーパーチャージャーとターボチャージャーを搭載し、これに電気モーターを組み合わせて合計405psを発生する。通常ならBMW M3に匹敵する速度を出せるだろうが、ボルボは180km/hに抑えている。

S60をこのリストに入れたのは、0-97km/h加速がボルボのラインナップで最も速いからだ。T8のフル・ハイブリッドパワーと全輪駆動を利用すれば、同加速を4.2秒で成し遂げる。また、57.2km/hの複合燃費を実現しているのも特徴的である。

ボルボS60 T8ポールスター
ボルボS60 T8ポールスター

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