【5.0L 自然吸気V8搭載】新型レクサスIS 500 Fスポーツ・パフォーマンス 北米発表 走りに特化

公開 : 2021.02.23 10:19

高度な運転支援システム採用

安全装備としては、2021年モデルのISと同様に、改良されたレクサス・セーフティシステム+ 2.5を搭載している。レクサス・セーフティシステム+の一部主要機能が強化されたほか、新機能が追加されている。

まず、前面衝突警報(FCW)、自動緊急ブレーキ(AEB)、歩行者/自転車検知機能付きプリ・コリジョンシステム(PCS)では、レンズカメラとミリ波レーダーを強化し、反応範囲を拡大。先行車だけでなく、日中に前方を走る自転車や歩行者にも対応できるようになった。

新型レクサスIS 500 Fスポーツ・パフォーマンス
新型レクサスIS 500 Fスポーツ・パフォーマンス    レクサス

交差点では、一定の条件下で左折時に対向車や歩行者を認識し、必要に応じてPCSを作動させる。PCSには、ステアリング操舵によって衝突回避を支援するエマージェンシー・ステアリング・アシスト(ESA)なども含まれている。

全車速ダイナミック・レーダー・クルーズ・コントロール(DRCC)は約50km/h以上で作動し、停止まで車間距離制御を行い、停止状態からの発進も可能だ。

DRCCには、速度の遅い車両をスムーズに追い越すことができる新機能も搭載されている。前方に設定速度よりも低速で走行している車両がいる場合、ドライバーがウィンカーを操作すると、車線変更に備えて自動的に加速を行い、車線変更後は設定速度に達するまで加速を継続する。

ステアリングアシスト付きレーン・ディパーチャー・アラート (LDA) は、51km/h以上の速度で不用意な車線逸脱を感知した場合に、ステアリングホイールの振動や警告音でドライバーに通知する。車線内にとどまるように、わずかなステアリング修正も可能だ。

追加機能として、先行車や対向車を検知し、ハイビームとロービームを自動的に切り替える「インテリジェント・ハイビーム」を搭載。ロードサインアシスト(RSA)は、カメラとナビゲーションマップを利用して道路標識情報を取得し、マルチ・インフォメーション・ディスプレイ(MID)に表示する。

レクサスIS 500 Fスポーツ・パフォーマンスの価格は近日中に公表され、北米での納車開始は今秋後半を予定している。日本導入の予定は今のところ確認されていない。

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