【南米向けクーペSUV】新型フォルクスワーゲン・ニーヴァス 欧州導入決定 年内発売予定

公開 : 2021.03.18 07:05

南米で販売されているフォルクスワーゲン・ニーヴァスが欧州に導入。車載技術は耐久性に優れているとのこと。

もくじ

東欧の発展途上国向けか
ブラジルでは先進的な技術を採用

東欧の発展途上国向けか

text:James Attwood(ジェームズ・アトウッド)
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)

フォルクスワーゲンは、南米とメキシコで発売した新型コンパクトクロスオーバーのニーヴァスを、2021年末までに欧州市場へ導入することを明らかにした。

ニーヴァスは、「スポーティで活気に満ちた」外観と「独特のキャラクター」を持つと表現されており、西欧ではTクロスと似たような位置づけとなっている。しかし、全長・全幅ともに拡大しているほか、クーペスタイルの低いルーフラインがTクロスとは異なる。また、今年初めに公開されたインド市場向けのタイグンと同じMQB A0プラットフォームを採用している。

フォルクスワーゲン・ニーヴァス
フォルクスワーゲン・ニーヴァス    フォルクスワーゲン

ニーヴァスの欧州導入は、フォルクスワーゲンの年次メディアカンファレンスで発表された。今年の第4四半期に発売予定で、これに続いてフェイスリフトされたTロックが発売されることになっている。

南米市場向けに開発されたニーヴァスだが、フォルクスワーゲンは2020年の発売時に、最終的には一部の欧州市場で販売することを公言していた。東欧の発展途上市場が中心になると思われるが、英国で右ハンドル仕様が販売されるかどうかはまだ明らかではない。

ブラジルでは先進的な技術を採用

南米仕様のニーヴァスでは、ブラジルで開発された「フォルクス・プレイ(Volks Play)」と呼ばれる新しいインフォテインメント・システムが搭載されている。10.0インチの高精細スクリーンや機能性を高めるアップ・ストア、内蔵Wi-Fiなど、最近の欧州車に見られる技術が採用されている。

また、南米の厳しい気候や道路事情に対応するため、同システムは耐久性と耐水性にも優れているという。フォルクスワーゲンは長期的な信頼性を確保するため、電気系統については10年間の使用を想定したテストを実施するなど、様々な取り組みを行っている。

フォルクスワーゲン・ニーヴァス
フォルクスワーゲン・ニーヴァス    フォルクスワーゲン

また、ブラジルのモデルとしては初めて、アダプティブ・クルーズ・コントロールや自動緊急ブレーキ機能を搭載している。キーレスエントリー、6つのエアバッグ、ドライバーの眠気検知機能、デジタル・ダッシュボードなども、ブラジル市場では初の試みと言われている。

欧州仕様のエンジンや価格など、具体的な内容はまだ明らかになっていない。

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