【シリコン利用検討】ポルシェ 高性能EVバッテリー開発へ セルは「未来の燃焼室」

公開 : 2021.03.19 21:25  更新 : 2021.03.19 23:32

生産工程のCO2ニュートラル目指す

これらのプロジェクトは、ポルシェが2030年までに「バリューチェーン全体」でCO2ニュートラルを実現する計画と同時に発表された。

ポルシェがドイツ国内に構えるライプツィヒ、ヴァイザッハ、ツッフェンハウゼンの各生産拠点は、再生可能エネルギーやバイオガスの使用により、すでにCO2ニュートラルを実現しているが、今後はバッテリーサプライヤーと協力して、生産工程全体でサステイナビリティ(持続可能性)を確保していく方針だ。

ポルシェ・タイカン・ターボS
ポルシェ・タイカン・ターボS

また、今後10年間で10億ユーロ(約1295億円)を投じて、風力発電機やソーラーパネルなどの持続可能エネルギーを導入していく予定だ。

ブルーメは、「他社からCO2排出権を買うのではなく、自分たちでも排出したくありません。エネルギーが節約できないところでは、再生可能な資源からの電力を使用します」と述べている。

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