【字幕付き動画】BMW M3コンペティション vs アルファ・ロメオ・ジュリア・クアドリフォリオ 世界最高のスーパーサルーンは

公開 : 2021.04.29 06:45

先日発売されたBMW M3コンペティションを、アルファ・ロメオ・ジュリア・クアドリフォリオと比較します。サーキットではM3の仕上がりが光りますが、ロードカーとしての総合評価ではジュリアが勝る結果となりました。

大柄さを感じさせない身のこなしのM3

今回は新型BMW M3とアルファ・ロメオジュリア・クアドリフォリオを用意し、世界最高のスーパーサルーンを決定する。

M3は今までと同様3シリーズ・サルーンをベースとし、英国ではハイパワーなコンペティションのみが設定されている。ツインターボ付きの3L直列6気筒を搭載し、510psのパワーと65.0kg-mものトルクを発生する。

DCTではなくトルクコンバータ式の8速ATと電子制御LSDを介して後輪を駆動する。絶大なパワーとトルクだが、昨今の流れに乗って大型化が進み、全長は4.8mで全幅は1.9mにも達し、車重は1730kgもある。

車内を見ると、オプションのカーボンファイバー・シートが目につく。これはロードカーとしてはやりすぎ感が否めないが、その点を除けば素晴らしい運転環境だ。シートポジションは素晴らしく、内装の他の部分も美しく仕上げられている。

ステアリングはやや軽い部類だが、非常に正確でロードフィールも豊かだ。エンジンのレスポンスも素早く、ラグを感じる場面はほとんどない。非常にバランスが取れており、1730kgの車重を感じさせられる場面は少ないだろう。

ロードカーとしてはジュリアが上か

対するアルファ・ロメオ・ジュリア・クアドロフォリオは発売から4年近くが経ち、小規模なフェイスリフトを受けた。そのエクステリアは美しいの一言で、ショールームでこの2台を見比べたら、どちらを選ぶかは明らかだろう。

このクルマの不満を挙げるとしたら、やや古さを感じることだろう。操作の直感性や統合性においてはBMWにはとても及んでいない。

BMW M3とアルファ・ロメオ・ジュリア・クアドロフォリオ
BMW M3とアルファ・ロメオ・ジュリア・クアドロフォリオ

その走りを見ると素晴らしいロードカーであり、乗り心地は良く路面と息を合わせるかのように走ってくれる。しかしその走行モードをレースに切り替えることでその性格は豹変する。

このシャシーを作ったのはフェラーリ458を開発したのと同一人物であり、そのステア特性は彼の仕事であることを感じさせるものだ。BMW以上のクイックさで、非常に軽く俊敏に感じられる。

この2.9L V6ツインターボは最高出力510ps、最大トルク51.2kg-mを誇り、5000rpmを超えるとまさに離陸しそうな勢いだ。それでいて普段は従順に躾けられており、標準のアルファと同様に走ることもできる。BMWほどの完璧さはないが、乗る者を笑顔にしてくれるラテン系のキャラクターの持ち主だ。

今回の比較試乗ではサーキットで素晴らしい走りを見せるBMWに対し、全体としての評価ではアルファが上回った。詳細は動画にてお楽しみいただける。

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