オペル・アダムに1.0ℓ3気筒エンジン

公開 : 2014.02.18 22:30  更新 : 2017.06.01 02:14

オペル / ヴォグゾールの新しい1.0ℓ3気筒エンジンは、来月のジュネーブ・モーターショーで発表される。この新しい3気筒エンジンは、フォード・エコブーストに対抗するもので、アルミニウム製ダイレクト・インジェクション・ターボ12バルブ・ユニットはエコテックというネーミングが与えられている。

このエンジンは、ドイツはルッセルルハイムのオペルのインターナショナル・テクニカル・デベロップメント・センターで開発されたもんで、89bhpバージョンと113bhpバージョンの2つ。トルクは共に16.9kg-mだ。その値は、オペルの自然吸気の1.6ℓユニットよりもおよそ30%大きいという。アイドリング・ストップ・システムを持ち、燃費は21.9km/ℓ、CO2排出量は99g/kmだ。

オペルは、バランス、ノイズ、振動を最小限にするための工夫をこらしている。事実、1.6ℓユニットよりも低い騒音レベルであるという。また、バランサーシャフトがオイル・サンプの中に装備されている。エンジン・ノイズは、エンジン・カバーやインテーク・システム、そしてターボチャージャー・コンプレッサーなどを最適化することで成し遂げられているという。

オペルの新しいエンジン戦略では、2012年からはじまり2016年までに合計13の新しいユニットをリリースすることになっている。SGE(スモール・ガソリン・エンジン)は、この3気筒1.0ℓのほか、軽量アルミニウム製の1.6ℓ4気筒まで計画されている。

このエコテック・エンジンは、この春にはアダム3ドア・ハッチバックに搭載されてデビューする。また、組み合わせられるギアボックスも新しい37kgというコンパクトな6速マニュアルになる。このギアボックスは旧タイプよりも30%も軽い。

▶ 2014 ジュネーブ・モーターショー

関連テーマ

おすすめ記事

 

オペルの人気画像