【EVとハイブリッド登場】新型アウディA4 最上位は電動RSモデルか 2種類のプラットフォーム使い分け

公開 : 2021.05.26 06:05

次世代A4の最上位モデルとして、電動化されたRSが設定されるとのこと。A4 eトロンも開発中です。

もくじ

電動化へのさらなるフォーカス
A4 eトロンRSの登場か?
ハイブリッドとEVで基本構造使い分け

電動化へのさらなるフォーカス

text:Greg Kable(グレッグ・ケーブル)
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)

アウディの関係者によると、同社は新型A4の最終的な計画として、完全EVのRSモデルとハイブリッドのRS4を、2つの異なるプラットフォームで構成されるラインナップのトップに据えるという。一方のプラットフォームは内燃機関を搭載したハイブリッド車用に、もう一方はEV用に使用されるとのことだ。

第6世代となる新型A4は、2023年に欧州で発売される予定だ。BMW 3シリーズの長年のライバルであるA4は、新型ではフォルクスワーゲン・グループ傘下の多くのモデルに使われているMLBプラットフォームを改良したものをベースに、引き続きセダンとワゴン(アバント)の2バリエーションで販売される。

アウディA4セダン
アウディA4セダン

改良されたガソリンおよびディーゼルエンジンが搭載され、マイルド・ハイブリッドまたはプラグイン・ハイブリッドを採用するとともに、前輪駆動と4輪駆動(クワトロ)が用意される。

アウディの研究開発責任者であるマルクス・ホフマンは次のように述べている。

「マイルド・ハイブリッドからプラグイン・ハイブリッドまで、現在すでに電動化モジュールを用意していますが、新型車ではさらに電動化にフォーカスを当てています」

電動化はRS4にまで及ぶ。現在の2.9L V6ツインターボチャージャー付きガソリンエンジンは維持されるが、電気のサポートを受けることで、現行モデルの450psと61kg-mを上回る出力を得ることができるようになる。

A4 eトロンRSの登場か?

また、アウディは完全EVである新型A4 eトロンの開発も進めている。テスラ・モデル3や、新たに発表されたBMW i4に対抗すべく、兄弟ブランドであるポルシェと共同で開発されたプレミアム・プラットフォーム・エレクトリック(PPE)を採用している。

このPPEプラットフォームは、次期アウディQ6 eトロンや、現在ポルシェが開発中のマカンのEV仕様にも採用される。また、最近コンセプトモデルが公開された新型A6 eトロンも、A4 eトロンと同様に、ガソリンとディーゼルが廃止されるまでは標準モデルのA6と並行して販売される。PPEの構造はA6 eトロンとほぼ同じだが、A4 eトロンではホイールベースを短く、トレッド幅を狭くしている。

新型A4 eトロンRSのイメージCG
新型A4 eトロンRSのイメージCG    AUTOCAR

EVとなる新型A4 eトロンのエクステリアは、内燃機関車とほぼ同様のスタイリングを採用する予定だが、クローズドグリルをはじめとするエアロ要素で視覚的に差別化されることになる。まだ確定していないが、A6 eトロンに続き、現在のA5スポーツバックのようなリフトバックスタイルのテールゲートを備えた5ドアのレイアウトになると思われる。

シングルモーターの後輪駆動とデュアルモーターの4輪駆動(クワトロ)を揃え、2024年に登場する予定だ。さらに、最高出力476ps、最大トルク81.4kg-mを発揮するアウディ・スポーツの電動RSモデルもラインナップに加わる。

アウディは、2025年までに最大20台のEVを導入する。しかし、近年の年間販売台数の約5分の1はA4が占めていることから、後継モデルでEVへ完全移行するには時期尚早と考えられていた。

全長4772mm、全幅1847mm、全高1435mmというサイズは、現行モデルとほとんど変わらないという。これに対してA6 eトロン・コンセプトは、全長4939mm、全幅1960mm、全高1457mmとなっている。

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