【7年ぶり全面刷新】新型レクサスNX(2代目)世界初公開 フルモデルチェンジ車のサイズ/内装/デザイン

公開 : 2021.06.12 12:00  更新 : 2021.06.13 07:47

新型レクサスNX パワートレイン

新型NXには、6種のパワートレインが設定されている。

まず、レクサス初のPHEV(プラグインハイブリッド車)となる「NX450h+」は、2.5LエンジンとTHS IIプラグインシステムとリアモーターを組み合わせたEフォー。前後駆動力配分は、100:0〜20:80の間で可変する。PHEVは日米欧など一部地域のみで販売予定だ。

新型レクサスNX(プロトタイプ)
新型レクサスNX(プロトタイプ)    レクサス

HEV(ハイブリッド車)の「NX350h」は、2.5LエンジンとTHS IIシステムを搭載。FFモデルと、リアにモーターを搭載したEフォー(前後駆動力配分はPHEVと同じ)の2種を設定する。

「NX350」は、新開発の2.4L直4ターボエンジンと高トルク対応型ダイレクトシフト 8速ATに新開発の電子制御フルタイムAWD(前後駆動力配分は75:25〜50:50まで常時可変)を組み合わせる。このパワートレインは、Fスポーツのみに設定予定だ。

「NX250」は、高効率の2.5L直4エンジンとダイレクトシフト8速ATを組み合わせたエントリーグレード。FFモデルと、電子制御スタンバイAWD(前後駆動力配分は100:0〜50:50まで可変)を採用したAWDモデルを設定している。

なお、地域限定ラインナップとして、「NX400h+」(中国のみ、2.5L PHEV/FF)、「NX260」(中国のみ、2.5L直4+ダイレクトシフト8速AT/FF)、「NX200」(台湾・ロシアのみ、2L直4+ダイレクトCVT/FF)なども設定される予定だ。

いずれも、詳細なパワースペックは今のところ公表されていない。

新型レクサスNX 装備

プレミアム・ブランド「レクサス」の新世代モデルにふさわしく、安全&快適装備は充実している。

先進安全技術では、人とクルマが互いにサポートし合うスムーズな共同作業の実現を目ざし、ミリ波レーダーおよび単眼カメラの検知範囲拡大により、各機能の性能向上や一般道での支援を行う新機能を追加した、最新の「レクサス・セーフティシステム・プラス」を装備している。

新型レクサスNXの安心降車アシスト(ドアオープン制御付き)
新型レクサスNXの安心降車アシスト(ドアオープン制御付き)    レクサス

ドアのラッチ/アンラッチを電子制御で行うeラッチとブラインドスポットモニターを組み合わせた、停車時のドア操作に起因する事故防止に貢献する「安心降車アシスト(ドアオープン制御付き)」を世界で初搭載した。

スマートフォンを介してロック/アンロック、エンジンスタートなどの車両操作ができるデジタルキーや、スマートフォンにより車外からの遠隔操作を可能とし、不慣れな場所や狭い場所での駐車を支援する、レクサス初のリモート駐車機能付き「アドバンスドパーク」など、最新の予防安全技術と先進技術を採用。

そのほか、14インチのワイド・ディスプレイを採用した最新のマルチメディア・システム、コネクテッド・ナビ、マークレビンソン・プレミアム・サラウンドシステムなど、インフォテインメントの充実ぶりも、このクラスでトップレベルにあるといえるだろう。

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