【グレード/オプションどうする】新型カローラ・クロスの選び方 200万円切りグレードは?

公開 : 2021.09.14 14:00  更新 : 2021.10.13 12:12

グレードとオプションどうする?

カローラ・クロスのグレード展開は上から「Z」、「S」、「G」となり、ガソリンモデルのみ「G X」という最廉価グレードが存在する。

ただしこの「G X」グレードは199万9千円から、といいたいだけのグレードであり、装備の内容含めオススメできないグレードだ。

トヨタ・カローラ・クロス
トヨタカローラ・クロス    トヨタ

最上級グレードのZを選べば、シーケンシャルターンランプやLEDライン発光テールランプ、18インチアルミホイールといった見た目の部分はアップデートされるが、フロントフォグランプやハンズフリーパワーバックドアは中間グレードのSでもオプション装着(あわせて税込9.9万円)が可能なため、24万円安いSグレードの方が買い得感は強い。

ただ、Zに備わるライト類や本革+ファブリックのコンビシートはSではオプション設定もなくZのみの装備となるため、どこに重きを置くかで選択肢は変わってくる。

とはいえ、オプションの選択肢もグッと狭まるGグレードはオススメしにくいところだ。

その他のオプションとしては、やはりハイブリッドモデルに設定されるAC100V 1500Wの非常時給電システム付アクセサリーコンセント(4万円)はマストで装着したいところ。

アウトドアレジャーなどで活躍することはもちろん、いざという時に給電することができる点は非常にありがたいものとなるだろう。

その他ではわずか2万8600円で9インチ化(標準は7インチ)が可能なディスプレイオーディオも選んでおきたいオプションの1つ。

あとは11万円のパノラマルーフやSグレードに7.7万円で装着できるハンズフリーパワーバックドアは好みにあわせて選択すればいいだろう。

カローラシリーズ初のSUVでありながら高い完成度を持つカローラ・クロスだけに、あっちにしておけばよかった、あのオプションを選んでおけばよかったとならないためにも参考にしていただければ幸いである。

記事に関わった人々

  • 小鮒康一

    Koichi Kobuna

    1979年生まれ。幼少のころに再放送されていた「西部警察」によってクルマに目覚めるも、学生時代はクルマと無縁の生活を送る。免許取得後にその想いが再燃し、気づけば旧車からEV、軽自動車まで幅広い車種を所有することに。どちらかというとヘンテコなクルマを愛し、最近では格安車を拾ってきてはそれなりに仕上げることに歓びを見出した、尿酸値高い系男子。

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