ワイルド・スピード登場人物「ハン」 劇中で食べていたのは「柿の種」と判明 直接プレゼントしてみた

公開 : 2021.11.18 11:45  更新 : 2022.03.25 18:49

ワイルド・スピードの登場人物「ハン」は、劇中で何度かスナック菓子を食べています。最新作は「柿の種」でした。

ハンはこれまでどんなお菓子を食べてきた?

text:Kumiko Kato(加藤久美子)

映画ワイルド・スピードシリーズで人気のキャラクター「ハン」はシリーズ初出演の「ワイルド・スピード×3TOKYO DRIFT」を含め、何度かスナック菓子をカッコよく食べる姿で登場している。

いつも何かを食べているイメージ? と言えなくもないが、理由はヘビースモーカーだった彼が禁煙に成功して、手持無沙汰になってしまった代わりにスナック菓子を持ち歩くようになったという背景もある。

映画ワイルド・スピードシリーズで人気のキャラクター「ハン」。何度かスナック菓子をカッコよく食べる姿で登場している。
映画ワイルド・スピードシリーズで人気のキャラクター「ハン」。何度かスナック菓子をカッコよく食べる姿で登場している。

ハンはこれまでシリーズの中でどのようなお菓子を食べてきたのだろうか?

ワイルド・スピードに関するブロガーの「でょお(@dyo_blog)」さんのブログ「でょおのFURIOUSなBLOG」に詳細が記されている。

1 ハローパンダ 明治製菓

「ワイルド・スピード TOKYO DRIFT」で食べていたお菓子は「HELLO PANDA(ハローパンダ)」というスナック。

中にチョコレートが入っていて、いわば明治製菓版のコアラのマーチのようなお菓子だ(発売はコアラのマーチよりも5年早い)

日本では販売終了しているが近年、日本のコストコで販売されていたことが確認されている。

2 おにぎりせんべい

同じく「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」で「おにぎりせんべい」を食べてるシーンが確認できる。

女の子を両手に抱えて登場するシーンでは、隣の女の子がおにぎりせんべいを持っている。

3 Seabrook Crisps Sea Saltedシーブルックチップスの海塩味

「ワイルド・スピードEURO MISSION」で食べていたお菓子は「Seabrook Crisps Sea Salted」(シーブルックチップスの海塩味)である。

こちらは現在も販売されており、アマゾンなど通販でも入手可能だ。

そして日本では8月6日に公開された9作目となる最新作「ジェットブレイク」ではハンがファミリーと再会する重要なシーンでオレンジ色の小袋を手に持ちながらこれまたカッコよく登場する。

この小袋はいったい何なのか?

ハンが手にしているのは亀田製菓の柿の種

再会シーンの他にも、オレンジと黒のトヨタGRスープラと共に撮影されたポスターでも手に同じオレンジ色の小袋を持っている。

どうやらこらは「柿の種」のようだ。

ハンが手にしているのは亀田製菓の「柿の種」であることが、東宝東和宣伝部によって明らかにされている。
ハンが手にしているのは亀田製菓の「柿の種」であることが、東宝東和宣伝部によって明らかにされている。

東宝東和宣伝部宣伝プロデューサーである佐藤大典氏もシネマトゥデイの公式ライブインタビューの中で、「なぜ柿の種が選ばれたのかはわからないが、食べているのは亀田製菓の柿の種である」ことを明らかにしている。

また、柿の種や小袋の色がオレンジ色であることでハンと共に登場するトヨタGRスープラや、そのベースとなったマツダRX-7 Fortune(TOKYO DRIFTでのハンの愛車)のボディカラー(オレンジ)に合わせたのではないか? という憶測もされていた。

なお、RX-7 Fortuneのデザインはヴェイルサイドによるが、黒とオレンジのボディカラーは「夜の走行シーンが多いので暗いところでも映えるオレンジで」というユニバーサルからの指定である。

柿の種とハンとの関係について様々な推測をしていたところに、なんと! ハンことサン・カン本人に会えるチャンスが突如、浮上してきた。

そのチャンスは第16回JCCS(日本旧車集会)という日本車が多く集まるイベントの場だ。

筆者は10月末から諸々の取材のためアメリカに滞在予定であったが、その中には10月30日に開催されるJCCSも予定されていた。

9月中旬に行われたGReddyパフォーマンス(以下GPP)のインスタライブで、ハンことサン・カンが第16回JCCS(日本旧車集会)にて自分の愛車「Fugu Z」(ダットサン240Zをベースにした改造車)を出展すること、KAIDO★HOUSEジュン・イマイ氏やGPP代表住野氏らと共にGReddyブースを訪れる予定があることなどがサン・カン本人の口から伝えられた。

記事に関わった人々

  • 加藤久美子

    Kumiko Kato

    「クルマで悲しい目にあった人の声を伝えたい」という思いから、盗難/詐欺/横領/交通事故など物騒なテーマの執筆が近年は急増中。自動車メディア以外ではFRIDAY他週刊誌にも多数寄稿。現在の愛車は27万km走行、1998年登録のアルファ・ロメオ916スパイダー。クルマ英才教育を施してきた息子がおなかにいる時からの愛車で思い出が多すぎて手放せないのが悩み。

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