「360°」+「前後2カメラ」ドラレコ カーメイトのダクション360Dは、どんな構造?

公開 : 2021.12.09 19:25

ドライブレコーダーは進化します。「360°カメラ」「前後2カメラ式」の特徴をいかした製品が、カーメイトから登場。車両に装着し、日中・夜間をテスト走行しました。

3種類のカメラの良いところを

執筆/撮影:Hideaki Hamasaki(浜先秀彰)

カーメイトの「d’Action(ダクション)360」シリーズをご存知だろうか?

360°カメラを搭載するうえ、ドライブレコーダーとしても、アクションカメラとしても使えるドライブ・アクションレコーダーだ。

最新作「ダクション360D DC4000R」のスタイリッシュな本体。前面にフロントカメラ、底面に360°カメラを搭載している。
最新作「ダクション360D DC4000R」のスタイリッシュな本体。前面にフロントカメラ、底面に360°カメラを搭載している。    浜先秀彰

独特のスタイルで高い人気を誇るが、今回リリースされた「ダクション360D DC4000R」はシリーズ初のドライブレコーダー専用機となる。

それだけにドライブレコーダー本来の機能である「万一の瞬間を確実に記録する」という点を徹底追求し、カーメイトではフロントカメラ、リアカメラ、360°カメラの3つのカメラを搭載した。

本体前面に搭載されたフロントカメラは車両前方を、本体底面に搭載された360°カメラは車内と窓から見える車両周囲を収録。

そして、別体ユニットとなるリアカメラが車両後方を捉える。

イメージ的には、2カメラ型ドラレコと360°カメラ型ドラレコを組み合わせて、いいとこ取りをしたようなものと考えればいい。

ドライブレコーダーの弱点とは

一般的に360°カメラ型ドラレコは、車両前後の状況が鮮明に撮影できない。一方、2カメラ型ドラレコは、車内や車両側方が撮影できなかった。

このモデルでは、それぞれの弱点を補完して克服しているわけだ。

リアカメラはブラケット一体デザイン。リアウインドウの角度に合わせて調整が行える。
リアカメラはブラケット一体デザイン。リアウインドウの角度に合わせて調整が行える。    浜先秀彰

説明だけ聞くと仰々しく感じるかもしれないが、写真を見てのようにシステムはきわめてシンプル。

本体をフロントガラス内側に、リアカメラユニットをリアガラス内側に貼り、電源はシガーライターソケットにプラグを差し込んで取得。

配線の取回しは必要だが、ユーザー自身で簡単に取付けられる。

本体、リアカメラとも、ケーブル接続部には半透明のカバーが装着され、接触不良による撮影トラブルを防止。

非常に個性的でスタイリッシュなルックスは、正式デビュー前にグッドデザイン賞を受賞しているほどだ。

テスト走行の1シーン 画質は?

記録映像は、フロントカメラとリアカメラが、解像度1920×1080(フルHD画質)。

360°カメラが解像度1920×1920。

日中に収録された360°カメラの1シーン。車両前方と室内の2つに映像を分けて表示。側方も良く見える。前後のカメラや夜間に撮影された画像も確認してほしい。
日中に収録された360°カメラの1シーン。車両前方と室内の2つに映像を分けて表示。側方も良く見える。前後のカメラや夜間に撮影された画像も確認してほしい。    浜先秀彰

360°カメラは、写真を見てのとおり全体の状況を捉える。そして、それとは別にフロントカメラとリアカメラの映像で、周囲の車両の詳細な特徴やナンバープレートを押さえられる。

しかも明暗差補正機能や明るいレンズ、STARVISセンサー(リアカメラ)、赤外線LED(360°カメラ)などを備えており、夜間も鮮明な撮影が行える。オプションの追加で駐車監視機能も利用できる。

また、パソコン向け専用ビュワーソフトを使用すれば3つのカメラ映像が同時に見られるうえ、4パターンの表示切り替えが可能。サムネイルからファイルを選べたり、記録場所の地図を同時に表示することもできる。

プライバシー保護用に任意の部分にモザイク処理がかけられる「安心ぼかし機能」もSNSにアップする際に便利だ。

カーメイトのダクション360D DC4000Rの価格はオープン。実勢価格は、6万2000円前後と発表されている。

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