VW新型「ゴルフGTI」 エッティンガーでどう変わる? 東京オートサロン2022

公開 : 2022.01.15 10:15

フォルクスワーゲン・ゴルフGTI新型が、東京オートサロン2022に登場。2台をよく見比べると、違うパーツを付けているようです。

2台のゴルフGTI登場

執筆/撮影:Wataru Shimizudani(清水谷 渉)

フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、4年ぶりに東京オートサロンに出展した。

今回のフォルクスワーゲン(以下、VW)のブースは、2021年12月に日本導入されたばかりの「ゴルフGTI」が主役だ。

新型ゴルフGTI
新型ゴルフGTI    清水谷 渉

いままでは、ゴルフGTIというと白いボディカラーに赤いアクセントというイメージが強かった。

だが、新型ゴルフGTIは赤を訴求色としており、今回の展示車両もキングスレッドメタリックと呼ばれる鮮やかな赤いボディカラーをまとっている。

そしてもう1台、白いボディカラーのゴルフGTIも展示された。

エッティンガーとは

こちらは、今後発売が予定されている、VW本社のアクセサリー部門がドイツの老舗チューナー「Oettinger(エッティンガー)」と共同開発したボディパーツを装着している。

エッティンガーの名を聞いて懐かしいと思った人は、かなりのクルマ好きといえるだろう。

新型ゴルフGTI(エッティンガー共同開発パーツ装着車)
新型ゴルフGTI(エッティンガー共同開発パーツ装着車)    清水谷 渉

1946年にゲルハルト・エッティンガー氏はドイツのフランクフルト近郊に整備会社を設立し、その類いまれな技術力でビートルを改造して話題を呼ぶ。

その後、ゴルフやシロッコに独自の4バルブDOHCヘッドを装着したモデルを製作したり、その卓越した開発力はドイツの他メーカーからもエンジンチューニングを依頼された。現在でも、実用性とスポーツ性を兼ね備えた製品ラインナップは高く評価されている。

エッティンガーのボディパーツを装着した新型ゴルフGTIは、ピュアホワイトのボディカラーだ。

あえての控えめカスタム

エッティンガーと共同開発されたフロントスポイラー、リアディフューザー、そしてルーフスポイラーを装着。

ホイールもオプション設定の19インチ「ツインスポーク」のレッドを装着し、ホワイトのボディカラーでもレッドを効果的に用いていた。

新型ゴルフGTIの前席内装(エッティンガー共同開発パーツ装着車)
新型ゴルフGTIの前席内装(エッティンガー共同開発パーツ装着車)    清水谷 渉

ノーマルからのさりげないドレスアップは、まさに大人のカスタマイズといえるだろう。

なお、このエッティンガーのボディパーツは日本でもオプション設定される予定だ。

VWグループ・ジャパンのブースでは、この2台の新型ゴルフGTIの展示のほか、「GTI」オリジナルグッズがもらえるプレゼントキャンペーン(数量限定)や、VWアカデミー公認トレーナーによるトークショーも行われ、日本カー・オブ・ザ・イヤーで新型ゴルフが受賞した「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」のトロフィーなども展示された。

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