VW新型『ゴルフGTIエディション50』英国で販売開始へ 約1000万円から GTI史上最強&最高額を更新

公開 : 2026.01.14 07:45

フォルクスワーゲンのGTI誕生50周年を記念する特別仕様車『ゴルフGTIエディション50』が、英国で4万7995ポンド(約1025万円)から販売開始となります。ニュルブルクリンクではブランド最速記録を更新しました。

半世紀を記念する特別モデル

フォルクスワーゲンは、高性能モデルのGTI誕生50周年を記念する特別仕様車『ゴルフGTIエディション50』の英国価格を発表した。4万7995ポンド(約1025万円)と、GTIシリーズで最高額となる。

1975年に初登場したGTIの歴史において最もパワフルで、「最もダイナミックな走り」を実現したモデルだという。

『ゴルフGTIエディション50』
『ゴルフGTIエディション50』    フォルクスワーゲン

エディション50は、現行のゴルフGTI(Mk8.5)をベースとしつつ、フォルクスワーゲンのターボチャージャー付き2.0L直列4気筒ガソリンエンジン『EA888』の高出力バージョンを搭載。最高出力325ps、最大トルク42.8kg-mを発生する。

標準のゴルフGTIより60ps、5kg-mのパワーアップを実現しており、サーキット志向のGTIクラブスポーツと比較しても25psと2kg-mの差がある。

これにより、エディション50は、0-100km/h加速5.5秒(GTIクラブスポーツより0.1秒短縮)、0-200km/h加速16.9秒(同0.4秒短縮)を実現。ライバルであるホンダシビック・タイプR(0-100km/h加速5.4秒)にも肉薄している。最高速度は、引き続き270km/hに制限されている。

徹底的にこだわったシャシー設定

しかし、開発に携わったエンジニアたちは、出力向上には重点を置いていないと主張している。シャシー開発責任者のラース・フロミク氏は、「サーキットでも最高の性能を発揮します。パフォーマンスとは、単なるパワーだけではありません」と語る。

マクファーソンストラット式フロントサスペンションとマルチリンク式リアサスペンションを調整し、車高はGTIより20mm、GTIクラブスポーツより5mm低くなっている。

『ゴルフGTIエディション50』
『ゴルフGTIエディション50』    フォルクスワーゲン

主な変更点としては、スプリングとダンパーのレート調整、および大幅に増加したフロントのネガティブキャンバー(約-2.0度)がある。これは、アッパーサスペンションマウントの剛性向上、ホイールキャリアの改良、およびロアコントロールアームのブッシュ強化により実現した。

リアでは、先代Mk7のGTIを彷彿とさせるツインアタッチメントのトラックロッドと、新しいホイールキャリアジオメトリを採用し、特に急な方向転換時における横方向の剛性とトー安定性を向上させている。

また、こうしたアグレッシブなセッティングに合わせて、電動パワーステアリング、DCC(ダイナミック・シャシー・コントロール)、VDM(ビークル・ダイナミクス・マネージャー)の調整も行った。

記事に関わった人々

  • 執筆

    グレッグ・ケーブル

    Greg Kable

    英国編集部ライター
  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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