マセラティ新型SUV「グレカーレ」、実車が日本に! 東京で4/3まで一般展示中

公開 : 2022.04.01 19:15  更新 : 2022.04.01 19:45

マセラティの中型SUV「グレカーレ」が、早くも東京に上陸。今週末、代官山で展示します。一足先に実車を撮影してきましたので、御覧ください。

グレカーレ・トロフェオ登場

世界発表されたばかりの新型SUV「マセラティ・グレカーレ」が、東京都・代官山で一般公開されている。

グレカーレは、マセラティ初の中型SUV。そのボディサイズは写真の車種で、全長4859×全幅1979×全高1659mmという大きさだ。

代官山T-SITE GARDEN GALLERYに展示中の「グレカーレ・トロフェオ(ジアッロ・コルセ)」。530ps/63.2kg-mのV6ターボに8速DCTを組み合わせ、0-100km/h加速3.8秒というスペックを誇る。
代官山T-SITE GARDEN GALLERYに展示中の「グレカーレ・トロフェオ(ジアッロ・コルセ)」。530ps/63.2kg-mのV6ターボに8速DCTを組み合わせ、0-100km/h加速3.8秒というスペックを誇る。    宮澤佳久

全長5m/全幅2m級の「マセラティ・レヴァンテ」より小さいSUVを探していたカスタマーにとっては、待望の1台が登場したことになる。

スタイリッシュな流線型のフォルムに、ジアッロ・コルセ(黄色)のカラーリングが鮮やかな展示車両は、「グレカーレ・トロフェオ」という上位グレード。

グレカーレには下記のラインナップが登場することになっており、トロフェオは内燃エンジン搭載車の最上位モデルということになる。

GT:直4マイルドハイブリッド(300ps)
モデナ:直4マイルドハイブリッド(330ps)
トロフェオ:ガソリンV6(530ps)
フォルゴーレ:100%電気自動車

グレカーレの内装/価格情報

実車を見て感心したのは、質感の高いインテリアだ。

最高品質のプレミアム・レザーで仕立てた室内は、所々に配されたマット・カーボンのトリムがアクセントになっている。

「グレカーレ・トロフェオ」の前席内装。ほかにも「レヴァンテGTネロ・インフィニート」「クアトロポルテ・トロフェオ・フォーリセリエ」の計3台が来場者を迎える。
「グレカーレ・トロフェオ」の前席内装。ほかにも「レヴァンテGTネロ・インフィニート」「クアトロポルテ・トロフェオ・フォーリセリエ」の計3台が来場者を迎える。    宮澤佳久

インフォテインメントは、ブランド史上最大の12.3インチ・スクリーンと、コントロール用の8.8インチ・ディスプレイ、さらに後席専用の3番目のディスプレイまでを備える。

マセラティ日本法人は、「お子様の送り迎えや通勤といった日常生活のあらゆるシーンにおいても活躍する」と紹介しており、レヴァンテではやや大きいと考える都市部のカスタマーや、自動車を日常的に使う女性ドライバーに訴求していきたいところ。

しかも、エントリーグレード「グレカーレGT」の日本価格は800万円代後半を予定しているというから、これまでマセラティを選ぶ機会のなかったユーザーを振り向かせるポテンシャルはありそうだ。

今回の展示は代官山T-SITE GARDEN GALLERYで、4月1日 金曜~4月3日 日曜まで開催。

情報感度の高いユーザーにグレカーレの登場を発信することで、新たな顧客層にアピールしていく狙いがある。

オールニュー・マセラティ・グレカーレ 東京ディスプレイ

会期:4月1日(金)~3日(日) 10時~19時(最終日は17時まで)
場所:代官山T-SITE GARDEN GALLERY(東京都渋谷区猿楽町16-15)

記事に関わった人々

  • 撮影

    宮澤佳久

    Yoshihisa Miyazawa

    1963年生まれ。日大芸術学部写真学科を卒業後、スタジオ、個人写真家の助手を経て、1989年に独立。人物撮影を中心に、雑誌/広告/カタログ/ウェブ媒体などで撮影。大のクルマ好きでありながら、仕事柄、荷物が多く積める実用車ばかり乗り継いできた。遅咲きデビューの自動車専門誌。多様な被写体を撮ってきた経験を活かしつつ、老体に鞭を打ち日々奮闘中。
  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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