レネゲードより小型 ジープ初のEV、プロトタイプ発見 2023年発売予定

公開 : 2022.07.18 18:45

ジープ初のEVとして2023年に発売予定の小型SUVをカメラが捉えました。プジョーe-2008と部品を共有すると予想されています。

プロモーション撮影中? ジープ最小SUV

ジープが開発中の新型EV(電気自動車)と思われる車両が目撃された。詳細は不明だが、レネゲードの下に位置するエントリーモデルで、そのサイズなどから兄弟ブランドであるプジョー2008との関連性が予想される。

プジョー2008は、親会社であるステランティスのCMPアーキテクチャを使用し、EV仕様のe-2008も導入している。このCMPは、同サイズのDS 3クロスバックやオペルモッカなど、同じように内燃機関仕様とEV仕様を展開する複数モデルで用いられていることから、ジープの新型車にも採用される可能性が高い。

今回目撃されたジープの新型電動SUVのプロトタイプ。おそらくプロモーション映像の撮影現場と思われる。
今回目撃されたジープの新型電動SUVのプロトタイプ。おそらくプロモーション映像の撮影現場と思われる。    AUTOCAR

ジープは今年3月、同ブランド初のEVとして小型SUVの画像を公開した。今回目撃された車両(おそらくプロモーションの撮影現場)も、フェンダーや7スロットグリル、黒のボディクラッディング、ツートンの塗装など、そのスタイリングをほぼ踏襲している。

ラングラーなどと比べても明らかに都会派のデザインであり、発売から8年を迎えるレネゲードの後継車としてラインナップされる可能性もある。

また、以前にはマフラー付きのプロトタイプも目撃されていることから、EVと並んでハイブリッド仕様も発売される可能性が高い。

ジープのクリスチャン・ムニエCEOは最近、2025年までに「すべての主要SUVセグメント」にEVモデルを投入し、世界販売の70%を電動化するという計画を明らかにした。

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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