ブガッティ・ヴェイロンの後継モデルの開発がスタート

公開 : 2014.08.06 22:50  更新 : 2017.06.01 02:12

ブガッティ・ヴェイロンは、今までの405台を販売し、30台のバック・オーダーを抱えているという。その435台に加え、後15台のオーダーを受付して生産を終了する予定だという。総合計450台のヴェイロンの内訳は、300台のフィクスド・ヘッド・クーペと150台のロードスターということとなる。この数には、グランド・スポーツ、スーパー・スポーツ、グランド・ヴィテッセといった限定バージョンも含まれている。

これをもって、第1世代のヴェイロンは生産を終了する予定で、その後は、2016年にオフィシャルにワールド・プレミアを果たし、2017年から生産が開始される第2世代のヴェイロンに引き継ぐこととなる。

すでにブガッティはこの後継モデルの開発にとりかかっている。目標は460km/hのトップ・スピードの達成で、そのためにも8.0ℓのW16エンジンはさらなるスープアップが図られるという。新たにハイブリッド・システムが採用され、パワーは現行の1200psから1500psにまでパワー・アップされる予定だ。

異なるパワー・トレーンの組み合わせによる5台のプロトタイプがこれまでに製作されている。そのどれもが、毎日使うことができる運転のしやすさを持ちながらも、世界で最も速い最高速を持つモデルであるという。

コクピットはカーボンファイバー製のモノコックで、7速デュアル・クラッチ、マルチプレートによる4WDシステムを持つことは確定しているようだ。

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