決め手は「楽しさ」 日本で1000台目のアルピーヌA110が納車に オコン選手がサプライズ登場

公開 : 2022.10.05 22:03  更新 : 2022.10.05 22:15

日本で通算1000台目となるアルピーヌA110シリーズが、デリバリーされました。セレモニーに到着した車両を運転していたのは、F1のエステバン・オコン選手!

1000台目のA110シリーズ オコン選手がお届け!

日本で通算1000台目となる「アルピーヌA110」シリーズの新車が、納車の日を迎えた。

正規販売店のアルピーヌセンター東京有明に現れたのは、ブルー アルピーヌのA110 GT。

日本で通算1000台目となるA110シリーズを手に入れた仲村さんご夫妻。オコン選手と、小川 隼平アルピーヌ・ジャポンCEOからサプライズ・プレゼントも。
日本で通算1000台目となるA110シリーズを手に入れた仲村さんご夫妻。オコン選手と、小川 隼平アルピーヌ・ジャポンCEOからサプライズ・プレゼントも。    AUTOCAR JAPAN

そのステアリングを握りデリバリーしてくれたのは、アルピーヌF1チームのドライバー、エステバン・オコン選手だ。

日本グランプリを週末に控えるなか、新たなオーナーとなる仲村宏さんにキーを届けるために駆けつけてくれたわけだ。

新しい愛車を前にした仲村さんが、A110を選んだ理由を教えてくれた。

BMW M3から乗り換えるにあたり、いろいろなモデルを試乗させてもらったのですが、他のクルマと違い“軽さ”を売りにしていること。試乗したときに、軽いことの凄さを改めて感じ、これはもう楽しい! となったんです」

「速さはもちろんですけれど、それ以前に、他のクルマでは味わえない楽しさがあります。正直、ツーシーターという難はあるけれども、それを上回る楽しさにやられてしまいました」

サプライズ・プレゼントは、世界に一足だけのシューズ

傍らでその様子を見守る奥様は、「クルマ好きであることは知っていましたので、残りの人生を後悔するよりは、後悔なく楽しく乗ってくれればいい。満足しているなら、それがいいんです」と、羨ましい一言。

インテリアは、「個人的に黒が好きなので」と選んだブラックレザー仕立て。上品なGRAND PRIXホイールが、A110 GTの美しいフォルムを引き立てている。

新しい愛車を届けてくれたのは、まさかのF1ドライバー。運転席から現れたオコン選手に、手を差し出す仲村さん。奥には、ロラン・ロッシ アルピーヌ CEOの姿も(右奥)。
新しい愛車を届けてくれたのは、まさかのF1ドライバー。運転席から現れたオコン選手に、手を差し出す仲村さん。奥には、ロラン・ロッシ アルピーヌ CEOの姿も(右奥)。    AUTOCAR JAPAN

記念すべき1000台目の納車セレモニーとあって、オコン選手から仲村さんへ、大きなケースが手渡された。

中には、オコン選手が実際に履いてドライブしたドライビング・シューズが。サプライズ・プレゼントである。

1000台ものA110シリーズが走るなんて、日本も見直したもの。お似合いのご夫婦は新しい愛車でどこに向かうのだろうか。

通りを走り抜けるたびに、その姿を目にして、また1人、また1人とアルピーヌファンが増えていくことだろう。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

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    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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