メルセデス・ベンツCLSクラス、Eクラス リコール届出 バッテリー固定不十分のおそれ 1.1万台対象

公開 : 2022.12.13 19:05

メルセデス・ベンツ日本は、CLSクラス、Eクラス計101台のリコール(回収・無償修理)を届け出ました。

バッテリー固定に関する不具合

メルセデス・ベンツ日本は、2022年12月13日付で、CLSクラス、Eクラス(2018年1月29日~2022年9月30日輸入)計1万1008台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。

国土交通省によると、12Vバッテリーの固定方法が不適切なため、事故などの衝突時の負荷に耐えられず、固定場所から動く可能性がある。

メルセデス・ベンツCLSなどの一部機種が対象
メルセデス・ベンツCLSなどの一部機種が対象    メルセデス・ベンツ

そのためバッテリー配線が外れることで、最悪の場合、衝突後の安全機能(緊急通報サービス、電動シート調整、非常点滅表示灯、自動ドアロック解除)が適切に作動しないおそれがあるという。

改善措置として、全車両、12Vバッテリーの固定部位に追加の固定具を装着する。

ドイツ本社からの情報提供によりリコール届出となった。

なお、日本国内において同様の不具合は確認されていない。

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    AUTOCAR JAPAN

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    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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