実車現る! 「タミヤ」の人気RCカーが、全長3.6mのEVバギーに グッドウッド・フェスティバル2023で撮影

公開 : 2023.07.16 14:03

2人が乗れる実車サイズの「タミヤ・ワイルドワン」。グッドウッド2023に現れたので撮影してきました。注目のEVバギーの登場です。

おもちゃ箱の人気者から、ガレージへ

モータースポーツの祭典、英グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2023は、15日(土)のイベントが強風で中止に。

最終日の16(日)は、スケジュール通りに開催されることが運営から発表されている。

英リトル・カー・カンパニー社の「タミヤ・ワイルドワン・マックス」(グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2023)
英リトル・カー・カンパニー社の「タミヤ・ワイルドワン・マックス」(グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2023)    AUTOCAR

取材班から現地のレポートが届いているが、タミヤのRCカー「ワイルドワン」をフルサイズの公道走行可能なオフローダーにした秀作の写真を、ここではご紹介しよう。

既報のとおり、このクルマは名車のレプリカを送り出している英リトル・カー・カンパニー社が扱う「タミヤ・ワイルドワン・マックス」だ。

1980年代にキッズ達の心を掴んだRCカーを実車サイズにしたもので、2シーターの電気自動車となっている。さながら“実物大”のRCカーみたいなものだ。

最新仕様でダブルウィッシュボーン

2021年に本プロジェクトが発表された際は、フロントサスペンションがトレーリングアームであったが、今回はダブルウィッシュボーンにアップデート(会場で撮影することができた)。

細かな仕様はまだ決まっていないが、同社によると、発売記念の「ローンチ・エディション」は最高速度98km/h、重量約500kgになる見込み。取外し可能なバッテリーパックを8つ搭載しており、合計容量は14.4kWhに達する。

「タミヤ・ワイルドワン・マックス」のフロントサスペンション(グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2023)
「タミヤ・ワイルドワン・マックス」のフロントサスペンション(グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2023)    AUTOCAR

270mmの最低地上高と優れたアプローチ/デパーチャーアングルにより、ランドローバーディフェンダージープラングラー並みの悪路走破性を誇るという。

英国価格は3万5000ポンド(約640万円)で、現在オーダーを受け付けている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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