ダッヂ・チャレンジャーSRTヘルキャット

公開 : 2014.10.16 23:40  更新 : 2015.06.16 16:47

■どんなクルマ?

クライスラーが別ブランドで販売するダッジ・チャレンジャーはいわば伝説的なモデルである。フォード・マスタングやシボレー・カマロが直接的なライバルとなり、この関係は約50年続いている。

初代チャレンジャーは1969年に市場に投入され、2008年から現行モデル(3代目)が販売されている。チャレンジャーのボディは、クライスラー300Cに使用される初採用からかなりの月日が経ったLXプラットフォームを短くしたものの上に被せられるため、最新のマスタングGTの方がかなり短く軽くなっている。

初のローンチ以来、オプションの ’トルクフライト’ 8速オートマティック・トランスミッションが組み合わされるようになるなどメカニカルな要素の変更もおこなわれ、内装や外観も1971年のチャレンジャーを思い起こさせるデザインに移り変わった。2015年版のチャレンジャーSRTヘルキャットは最大のニュースとも言うことができ、ダッジの擁するマッスルカー・ラインナップの中でも最も突出した立ち位置なのである。

スーパチャージド6.2ℓ V8エンジンは717psと89.9kg-mを発揮、6速のオートマティック・トランスミッションが標準ではあるが、テスト車両にはオプションの8速オートマティックが組み合わされていた。

言うまでもないけれど、紛れも無いワイルド・カーである。その証として、58.3ℓの満タンにしたガソリンはわずか13分で空になる。スーパーチャージャーは92mmものスロットルボディを介して空気をこれでもかと吸い込むし、ツインスクロールのブロワーを回すのにもフォード・フィエスタ1台分(つまりは80ps)の力が必要なのだ。排気量6.2ℓのエンジンはインストールする前に42分間のダイノテストを受け、CO2排出量なんぞ気にするか!と言わんばかりに詳細数値は未公表だ。

20インチのホイールはマット・ブラックかダーク・ブロンズから選択が可能。275/40 ZR20のピレリPゼロが組み合わされる。フロントには大きな穴がいくつも刳り貫かれ、空気を渇望するエンジンにたっぷりと送り込む。

 
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