高性能ミラレコ「ケンウッドDRV-EM4800」登場! 新たに「画角調整」、斜め後方車の「接近警告」も

公開 : 2023.08.23 11:06  更新 : 2023.11.24 14:04

新機能「表示画角調整機能」 どんな感じ?

記録映像の再生は本体ディスプレイだけでなくパソコン上でも行える。

専用ビュワーソフトの「KENWOOD MIRA-RECO VIEWER(無料)」はWindows用、Mac用がそれぞれ用意されており、2つのカメラの記録映像が見られるだけでなく、GPSデータに基づいて映像が記録された場所の地図を見たり、日時や速度の確認ができる。

新機能「表示画角調整機能」は、6段階の中から好みの拡大率を選べる。サンプルイメージは、上から「1.0x(標準)」「1.3x」「1.5x」のもの。
新機能「表示画角調整機能」は、6段階の中から好みの拡大率を選べる。サンプルイメージは、上から「1.0x(標準)」「1.3x」「1.5x」のもの。    ケンウッド

Gセンサーのデータからは急ブレーキを踏んだことや急ハンドルを切ったことなども推定できる。

また、優れた使い勝手を実現しているのも特徴で、「表示画角調整機能」を新搭載。

リアカメラが捉えた映像をそのまま映し出してしまうと遠近感がつかみにくい場合に、6段階の表示拡大率から好みのものを選べる(サンプルイメージは上から拡大率「1.0x」「1.3x」「1.5x」のもの)。

さらにシフトレバーをリバースに入れた際には「画角自動降下機能」により、あらかじめ設定した下向きの角度にアングルを切り替えることが可能だ(リバース検出コードの車両接続が必要)。

タッチパネル操作で直感的に機能設定ができることや音声で手動録画や画面切り替えができるのも見逃せないポイントで、ドライブレコーダーを使い慣れていない人や機械が苦手な人にも親切な作りとなっている。

「斜め後方」の死角もサポート 価格は?

このほか運転支援機能も充実している。

死角となる“斜め後方の接近車両”を表示・警告音で知らせる「斜め後方障害物警告」を新たに採用。

DRV-EM4800は、デジタルルームミラー本体と、フロントカメラが分離しているセパレート式。取付け位置の自由度を高く、運転支援システムの機器や視界を妨げないように設置できる。
DRV-EM4800は、デジタルルームミラー本体と、フロントカメラが分離しているセパレート式。取付け位置の自由度を高く、運転支援システムの機器や視界を妨げないように設置できる。    ケンウッド

それに加え、後方車両の急接近を表示と警告音で知らせるとともにイベント記録を開始する「後方急接近警告」、前方車両と安全な距離が保たれていないことをアイコン表示と警告で知らせる「前方衝突警告」など5種類能を搭載している。

デジタルルームミラー型ドライブレコーダー、「ケンウッド・ミラレコDRV-EM4800」はさまざまな場面でドライバーをサポートし、安全と安心を高めてくれるアイテム。

「愛車のドライブレコーダーに不満がある」「クルマを乗り替える予定」、そんなタイミングならばぜひ注目してほしい1台だ。

発売時期は9月下旬。価格はオープンで、市場推定価格は5万4100円前後となっている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    浜先秀彰

    Hideaki Hamasaki

    千代田工科芸術専門学校写真科を卒業後、自動車専門誌編集部スタッフを経て、フリーランスライターとして独立。現在は執筆、編集、撮影を一人で行うことも多い。カーナビやドラレコのレポートを得意とするが、守備範囲はカスタムパーツや洗車ケミカル、車内小物までを含むカー用品全般となる。YouTube「カーグッズチャンネル」を2021年より運営。

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