雨のカングージャンボリー2023 現地レポート 「日本のカングー」カルチャー感じる

公開 : 2023.10.19 12:22  更新 : 2023.10.19 12:23

10月15日に山中湖でルノー・カングーのワンメイクイベント「カングージャンボリー2023」開催されました。15回目となる今年は1300台を超えるカングーが集結。最新の限定車「ヴァリエテ」とファン待望のロングボディ「グランカングー」が日本初披露となりました。

山中湖に1000台越えのカングーが集う

「フルゴネット」と呼ばれる商用の貨物車両から派生したファミリーカーとして2002年の日本発売以来、3世代にわたって日本のユーザーから愛され、独特の世界観をつくり上げてきたルノー・カングー。そんな全国のカングーオーナーたちが集まる、最大規模のワンメイク・ミーティングが「カングージャンボリー」です。

今年、15回目となるカングージャンボリー2023は10月15日に富士山を望む「山中湖交流プラザ きらら」で開催されました。会場となった山中湖周辺は残念ながら雨に見舞われ足元の状態は良いとはいえないながら、なんと1300台を超えるカングーが集まりました。広大なパーキングスペースを色とりどりの新旧カングーたちが彩る様に、日本でのカングーの人気の高さを再認識させられました。

広大なパーキングスペースを3世代・1300台余りのカングーが埋め尽くした。
広大なパーキングスペースを3世代・1300台余りのカングーが埋め尽くした。    海老塚 構造

開会の挨拶 新型カングーの納車状況は?

巨大な屋外ステージ「山中湖シアター ひびき」ではオープニングセレモニーやテレビ番組の公開収録などが行われました。プログラムはタレントの団長安田さんとモータージャーナリストの竹岡 圭さんのMCで進行し、山中湖村長の高村正一郎さん、そしてルノー・ジャポン株式会社 代表取締役社長の小川 隼平さんの挨拶で幕を開けました。

「皆さんこんにちは小川です。おつかれさまでーす」とフレンドリーに登壇した小川社長。「このような雨の中、正直とても心配していましたが、これほど集まってくださっていることに感動しています!」と来場者に感謝を述べた後、今年から販売が始まった3代目カングーの納車状況についても言及する一幕も。ルノー車の生産出荷の遅延はここ2か月ほどで正常化してきたとのこと。「本日も「ギリギリ間に合った!」「間に合わなかった!」というお客様には心からお詫び申し上げます。これから新型カングー、どんどんと入ってまいりますので、ぜひお近くのルノーディーラーでご覧ください」と納車遅延への謝罪と今後の展開を述べられました。

満場のカングーファンを前に開会の挨拶をする、小川 隼平 ルノー・ジャポン株式会社 代表取締役社長。
満場のカングーファンを前に開会の挨拶をする、小川 隼平 ルノー・ジャポン株式会社 代表取締役社長。    海老塚 構造

「道具感」を高めた日本限定車「カングー・ヴァリエテ」が登場

過去にもカングージャンボリー会場では日本限定車や新型モデルのアンベールが行われてきましたが、今回は小川社長曰く「カングーが日本市場でできることを詰め込んだ限定車」というモデルが登場しました。

ステージの下手から現れたのは、200台の日本限定車「カングー・ヴァリエテ」。無塗装バンパーの「クレアティフ」ガソリン車をベースに、タフなプロギアをイメージしたモデルです。「グリ アーバン」と呼ばれる渋いグレーのボディカラーとマルチルーフバー、ブラックのスチールホイールを纏い、カングーの道具感をより強調したハードだけどカワイさも感じられるルックスに仕上がっています。

カングージャンボリー2023にて発表された日本国内200台限定のモデル『カングー・ヴァリエテ』。
カングージャンボリー2023にて発表された日本国内200台限定のモデル『カングー・ヴァリエテ』。    海老塚 構造

また、カングー・ヴァリエテの発売と同時に、ワークブーツの老舗ブランド「DANNER」とのコラボレーションも展開。ヴァリエテのカラーリングをイメージしたオリジナルワークブーツ、そしてダナーの企業カラーであるダークグリーンを基調にDANNERロゴをあしらったPVCレザー製のカングー専用シートカバーが期間限定で販売されます。

関連テーマ

おすすめ記事

 

ルノーの人気画像