実は「2.2Lディーゼル」がイチオシだった? ホンダ・アコード(8代目) 英国版中古車ガイド

公開 : 2023.12.27 19:05

知っておくべきこと

8代目アコードのディーゼルエンジンには、先進的な技術が搭載されていた。ガソリンエンジンと同等に排気ガスは綺麗で、2.2Lユニットは当時のユーロ5規制を余裕でクリアしている。

姿勢制御技術として、コーナーで車両のバランスが崩れると、自律的にステアリングが操舵されるモーション・アダプティブEPSも実装されていた。牽引するトレーラーが不安定になると速度を自動的に落とす、トレーラー・スタビリティアシストも備わった。

ホンダ・アコード・ツアラー(ステーションワゴン/8代目/2008〜2013年/英国仕様)
ホンダアコード・ツアラー(ステーションワゴン/8代目/2008〜2013年/英国仕様)

英国ではいくら払うべき?

2250ポンド(約41万円)〜4999ポンド(約91万円)

2013年式より以前のサルーンが中心。ツアラーも出てくるが、年式は古め。

5000ポンド(約92万円)〜7999ポンド(約147万円)

走行距離の少ないサルーンが出てくる。ツアラーは、走行距離が長め。

8000ポンド(約148万円)以上

ホンダ・アコード 2.2 i-DTEC タイプS ツアラー(英国仕様)
ホンダ・アコード 2.2 i-DTEC タイプS ツアラー(英国仕様)

後期型で状態の良いサルーンやツアラーをお探しなら、この価格帯から。ディーゼルエンジンも1万ポンド(約185万円)程度から出てくる。

英国で掘り出し物を発見

ホンダ・アコード 2.2 i-DTEC タイプS ツアラー(英国仕様) 登録:2012年 走行距離:11万2600km 価格:9999ポンド(約185万円)

後期型のタイプS。スポーティに仕立ててあり、エンジンは2.2Lのディーゼル。力強く洗練され、信頼性と実用性も高い。ホンダ・ディーラーによる整備記録も、しっかり残っているという。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジョン・エバンス

    John Evans

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    中嶋健治

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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