Juju(野田樹潤)ブログ

2019.04.13

第19話:優勝! フォーミュラU-17&Senior初戦 ー Juju(野田樹潤)ブログ

レースの内容を振り返る

今シーズンはF3マシンでの集大成という心づもりで、レース当日は、体調もマシンの状態も万全、予選では過去最高のタイムを目指していました。

でも、前日の夜中に雨が降り、予選では路面が濡れていて……。

ベストタイムを狙っていたのに、それが叶わなかったのは残念でした!

そして、待ちに待った決勝のとき。

路面は完全に乾いていて、わたしのやる気も十分です!

スタートの合図で、わたしをトップに、全部で5台のマシンが発進。すると、すぐに2番手、3番手の選手がエンジンストール! 1周目から差がどんと開き、完全に独走状態に。

このまま走れば優勝間違いなし。

でも、もっと自分の先に強敵がいることを想定して、どんどんプッシュして走りました。

途中、遅いクルマにひっかかったりして、15周のうち、1周しかアタックできなかったけれど、予選よりもかなり速いタイムで周回することができました。

限界ギリギリのところで走るのはリスクもあったし、スピンに繋がることもあるので、いいタイムを出そうとするのはすごく難しかったけれど、自分のなかでは最善をつくせたんじゃないかな。

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」
  • 編集

    上野太朗

    Taro Ueno

    1991年生まれ。親が買ってくれた玩具はミニカー、ゲームはレース系、書籍は自動車関連、週末は父のサーキット走行のタイム計測というエリート・コース(?)を歩む。学生時代はボルボ940→アルファ・スパイダー(916)→トヨタ86→アルファ156→マツダ・ロードスター(NC)→VWゴルフGTIにありったけのお金を溶かす。ある日突然、編集長から「遊びにこない?」の電話。現職に至る。
 
 

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